茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

そうか、あつとは、、

2020-08-24 23:31:54 | Weblog
昨日は試合終了間際の得点に歓喜冷めやらぬ中、半沢直樹へ切り替えた為、
アツトの引退セレモニーは全く見てなかったが、
本日じっくりと見た。

そうか、、、
自分の描くプレイが出来なくて苦しんでいたんだね、、
昨日の試合見て、これが引退する選手なのか?
まだまだやれるじゃん!
と思う私らの見方とは全く違う、
本人の基準に達しないプレイしか出来ない自分に
プロとして許せない、そんな思いでいたんだね。。

どんな選手でもいつか必ず引退の時はくる。
それが年齢なのか、怪我なのか、人によって異なる。

でも、せめて年齢だったら、徐々に衰えていくわけで、
アツトのように思い描いたプレイが出来ない、
と早々と決断することは少なくとも無かったのかしら?
と、あまりに早すぎる決断に
胸の中の何かが剥がれ落ちてゆくような傷みに陥る事もなかったか、
やっぱりわからない。

スーパープレイヤー達の引き際を思い出してみる。
最後の最後まで自分を高めて続けていたが
プロのスピードに体がついていかなくなってやめた、イチロー。

同じようにギリギリまで
プレイして辞めた小笠原満男。

そうかといえば、20代で早々と辞めた、中田英寿。

未だ頑張っているカズ。

それぞれの哲学がある。
どの人の辞め方の美学もわかる。

だけど、やっぱり、応援してた、こちら側は胸の奥が痛む。
サッカー選手として終わったと、
そう感じてしまったアツトに
涙しかない。

ザーゴ監督、通訳の高井さんも泣いていたね。

アツトは大怪我をした5年前から、
ずっと本調子ではプレイ出来ずにいて
五年間、苦しみ続けてきたんだ、
そう今さながら知ると、、、
重い。

知り合いから以前、聞いた話だが
ドイツで大怪我から復帰した後に、
日本に一時帰国した時にテレビであるスポーツ選手が
怪我をしてプレイが出来ない事をボヤいているのを見てたアツトが、
「それぐらい何だよ!」と吐きつけるように、
その選手に向かって言葉を投げつけたと聞いた。

あの穏やかなアツトがそんな激しく言葉を投げつけた事に対して
当時、少なからず驚いたのだが。。
今になって当時のアツトのずっと苦しんでいた心境が
そこに表れていたんだと、響く。

唯一、明るい材料は、アツトの可愛い子供達と、
これから進んでいく家族、パパとしての姿に
何かとっても希望を感じた。





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あつとぉぉぉ、まだまだやれるじゃないかー!!!

2020-08-24 00:06:24 | Weblog
今日のガンバ戦、何度も何度もいいクロス上げてたじゃないか。
いいタイミングで裏へ走り込んで、ゴールへ向かっていったじゃないか。
相手を外す技、やっぱり凄い選手だったんだ、最後に改めて気づく。
まだまだやれるじゃないか、引退なんてするなよぉぉぉ。

アディショナルタイムで最後の最後に引き分けに持ち込む同点ゴールの起点もうっちーだったじゃないか。

小笠原が引退が近いんじゃないか、、とビクビクしてたタイミングで鹿島に復帰したうっちー。
きっと小笠原から託されてんだよね、鹿島イズムの継承を。

そもそも、うっちーが鹿島入りを決断したのも、その小笠原だった事を今更ながら知った。
高校生の時、入団を誘われた数多くのチームの一つである鹿島の練習に参加して、
トラップするのもむづかしい鋭いパスがうっちーに放り込まれ、
誰だよ?俺はまだ高校生だぜ、と思ってパスの出し手を見たら小笠原だったと。
不敵な顔で取れるものなら取ってみろ、
と言わんばかりの全く手加減しない真剣勝負の小笠原を始めとする鹿島のチームに
それまで磐田が好きなチームだったのだが、鹿島行きを決めたらしい。

今日の同点ゴールの瞬間、歓声NGのスタジアムで、地響きのような
唸りがスタジアムから起きてたな。
その声には私の上司である女史も含まれていると思われる。
3日前、うっちーの引退を知って呆然としてたからね。

そして試合の余韻に浸る間も無く、半沢直樹が始まり忙しいのだー!!!

次々と大好きなモノが連続。
嬉しい悲鳴。

鹿島は弱くなったなぁ、
と陰口を叩かれるが、GK沖、FW上田、荒木、染野、
これから活躍しそうなワクワクする選手がたくさんいる。

うっちーは、引退してどうするんだろ?
鹿島で後輩に今までの経験を教えていってほしいのだが、如何に?

うっちー、お疲れ様でした。
ずっと怪我に悩まされてきたサッカー選手後半。
ホントにホントに辛かったよね。
鹿島に来てくれてありがとう。




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