ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「MODEROID マジンガーZEST」

2024-02-03 16:55:07 | コレクション

今週、勤め先の介護施設で職員から1名、利用者からも1名コロナの陽性者が出て、感染対策しながらの業務で大変バタバタしました。ただでさえ(家族がコロナだったりインフルエンザだったりして)複数の職員が休んでる=人手不足に拍車がかかってるのに!

1年前(私がまだいなかった頃)にはクラスターまで行っちゃったらしく、冬場は毎年こんな状況になるかと思うとゾッとします。

もしクラスターになったら私自身も感染は避けられないだろうし、それを90歳の母に移しちゃうことを想像すると更にゾッとします。

昨日朝の検査では陰性だったけど、同じ建物内で陽性者が2人出たんだから既にウイルスを貰ってるかも知れない。

全国の施設で同じようなことが起こってるようで、本当にもう、地球は人類が住めない星になりつつある、その可能性がどんどん高まってるのは間違いないでしょう。

そんな日々の中で私は、ヘロヘロになって帰宅してメシを食ってから、コーヒーを飲みながらブログを書く時間だけを楽しみにしつつ、書かない日はグッドスマイルカンパニー社が最近リリースしてくれたプラモデル「MODEROID マジンガーZEST」を少しずつ組み立ててました。



以前、「マジンカイザー」のプラモに追加発売された武装パーツを着せて「ゴウヴァリアン」に変身させる課程をブログに載せましたが、あれと同じカテゴリーの商品です。

今回の「マジンガーZEST」は現在連載中のマンガ『破獄のマジンガー』に登場する主役機だそうで、マジンガーZを令和に相応しいデザインにアップデートさせたようなルックス。



マンガは単行本の第1巻が発売済みだけど、私は読んでません。複数のマジンガーどうしが互いに理由も解らないまま戦うっていうストーリーに魅力を感じないし、そもそも“兜甲児”が登場しないマジンガー物には興味ないんです。



けど、マジンガーZの流れを汲むスーパーロボットのフィギュアにはコレクター魂をくすぐられちゃう。先のゴウヴァリアンがその典型で、マジンガーっぽくてカッコが良けりゃ何でもいいワケです。

MODEROIDシリーズは全高15cm程度のミニマムさで、コレクションには適してるけど(老眼に鞭打って)組み立てるにはチマチマし過ぎて少々きつい。

そこを配慮してくれたのか、最も複雑なフェイス部分はすでに細かく配色されてます。(マジンカイザーもそうでした)



あとは接着剤も塗装も要らずニッパー1本でサクサク組めるので、老眼鏡とヒマさえあれば私でも2〜3時間で完成可能。



ただし、シールの細かさ&小ささには苦戦し、ちょっと辟易しました。別に貼らなくても成立するモデルだけど、元祖マジンガーZとは違ったアクセントになるから私は頑張って貼りました。

が、途中で息切れして背面は全部オミット。どうせ見えない部分だし。



そして完成。サイズが小さい上にド素人(しかも面倒くさがり屋)が造ったもんでパーティングライン等の粗が目立つけど、それでもカッコ良く仕上がるんだから昨今のプラモデルは本当に凄い!

やたら冠がでかい頭部デザインは好みじゃないけど、マッシブなボディは悪くない。

付属のエフェクトパーツと「スーパーロボット超合金」用の台座を使って、お馴染みの“ロケットパンチ”ポーズ。



ちなみにプロが造って塗装を施せばこんな仕上がり。



昭和時代に活躍し、引退したスーパーロボットを令和に造り直した“アップデート版マジンガーZ”として見れば(マンガは関係なく)愛着も湧いてきます。

アップデートと言えば、バンダイさんがまだ「ポピー」だった頃のウルトラヒット玩具「無敵の王者ジャンボマシンダー マジンガーZ」が今年の夏、ルックスはそのままに旧作の弱点を改良したアップデート版として復活!



ホビー誌にその特報記事が掲載されるとすぐに予約が殺到、発売は半年も先なのに各ショップでもう売切れ状態。Amazonでも既に定価より1万円近く高い“プレミア価格”になっちゃってます。

まあ「売れないことは無いだろう」とは思ってたけど、ここまでの勢いは予想外でした。”マジンガーZ“というキャラクターと“ジャンボマシンダー”というブランド、そして子供の頃に買ってもらえなかった昭和世代の“執念”とも言えるパワー!

プレミア化を待って転売するだけの浅ましい輩も大勢いそうだけど、私なんか足元にも及ばない愛を持ったコレクターが世界中にいますからね。まさに無敵の王者! もちろん私も予約済みですw


 

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「DX超合金魂マジンガーZ」

2024-01-01 00:17:14 | コレクション

2024年1発目の記事は、3日前に届いた新しいコレクションのご紹介となります。バンダイ社から発売されたばかりの「DX超合金魂マジンガーZ 50th Anniversary Ver.」です。

ロボットアニメのパイオニアにして金字塔『マジンガーZ』が一昨年にテレビ放映50周年を迎え、さぞや凄い記念アイテムが登場するかと思いきや、発売されたのは超合金魂シリーズのリニューアル版ばかりで、少々がっかり。

かたやトイガン業界もバリエーション展開でとにかく元手を安くして稼ぐ傾向が明らかで、ホント世の中がどんどん世知辛くなってます。

おっと、元旦早々から愚痴ってちゃダメですね。たとえバリエーションでもリニューアルでも、新製品はコレクターにとって無上の喜びです。

今回のマジンガーZは2012年に立ち上がった新ブランド「DX超合金魂」第1号のリニューアル版。主に頭部や両腕が新規造形され、前作よりもアニメのイメージに近づいてます。

まず度肝を抜かれるのがパッケージの大きさ。どこに置くねん!?って話ですw



↑箱上に立ってるのは通常サイズ(約20cm)の超合金魂マジンガーZ。ホントええ加減にしなはれって言いたいけど、この大ボリュームこそが「DX」たる所以だから仕方ない。



↑セット内容はザッとこんな感じ。前作では別売り(追加発売)だったジェットスクランダーやジェットパイルダー、アイアンカッター等が今回は同梱されてます。(しまった、ジェットパイルダーがスクランダーの陰に隠れて写ってない💦)

パッケージがあんなにデカいのは、本体と装甲パーツを収納できる“整備基地”風の格納庫が付属してるから。

その格納庫内に立ってるのが2012年版「DX超合金魂マジンガーZ」で、ああして半分だけ内部メカを見せるディスプレイも可能。

手前のまだ装甲パーツを着けてない(内部メカむき出し)状態なのがリニューアル版で、その下にある緑のボックスは、ボタン操作でマジンガーZの眼や放熱板を光らせたり、石丸博也さんによる必殺技のシャウトや、水木一郎さんによる主題歌&挿入歌を本体内蔵スピーカーから流すためのリモコン装置。



↑完全装甲状態。「パイルダー・オン!」や「光子力ビーム!」の音声&効果音と同時に眼が光り……



↑「ブレストファイヤー!」で胸の放熱板が光ります。これらのギミックも2012年版よりグレードアップされてます。



↑そんなワケでマジンガー玩具の究極形とも言えるDX超合金魂リニューアル版は、ホコリが被らないよう私の部屋の本棚1号(というよりDVDラック)に完全装甲状態でディスプレイ。昨日まで2012年版が立ってた場所です。



↑そして2012年版は格納庫と一緒に、本棚2号の右側にあるモデルガン・ミュージアム上に移動。

かなり高価なリニューアル版を買うのに迷いが無かったのは、こうして2012年版を(ホコリを気にせず)ガラスの外へ出したかったのと、完全装甲と半装甲の2バージョンをディスプレイしたかったから。

まあ、何にせよ買っただろうけどw



↑最後に、フルセットの紹介画像で写し損ねたジェットパイルダー(小さいけど)と一緒に、ジェットスクランダー&カタパルトをパチリ。これだけで昭和男子はワクワクしちゃうワケです。



1度外すと付け直すのにメチャクチャ難儀したロケットパンチや、ポロポロと外れやすいフェイスパーツ、操作しにくいリモコン装置など、前作で感じたストレスは今回のリニューアル版でほぼ解消され、私は満足してます。

ただ、発光&音声ギミックの電源スイッチが胸部の装甲をいちいち外さないと押せないのと、発光させなくても最初から眼が黄色いバージョンのフェイスパーツが付属してないのが残念。私はあまりイジらず飾っとく派なもんで、特に後者は何とかして欲しかった。

そんな課題も残しつつ、これでマジンガーZの玩具も一段落かな?と思いきや、なんとあの「ジャンボマシンダー」のリニューアルも計画されてる上、旧マジンガーシリーズ第3弾の『UFOロボ グレンダイザー』がリブートされ、新作TVアニメ『グレンダイザーU』として蘇るそうで、しかも我らが兜甲児&マジンガーZも登場するらしい!



ということは新グレンダイザーはもちろん、原作版に近いデザインと噂される新マジンガーZも確実にフィギュア化されるはず。こりゃもう、終わりが見えません。きゃっ!😆

ちなみに「弓さやか」も登場予定らしく(キャラクターデザインは『エヴァンゲリオン』の貞本義行さん!)、我が地域でいつ観られるかは不明だけどアニメ『グレンダイザーU』も今から楽しみです。



そういや、昨年の元旦もさやかさん(のパンティー)でしたねw
 

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「ポリスリボルバー2023」

2023-12-10 14:14:08 | コレクション

つい最近、マルシン社から再販されたばかりのエアーソフトガン「ポリスリボルバー 51ミリ銃身」のエクセレントヘビーウェイト・バージョンを買いました。

ガンマニアでなくても刑事ドラマがお好きな方なら必ず見覚えある、かつて日本警察の制式拳銃だった「ニューナンブM60」をほぼ忠実に再現した6mmBB弾仕様のガスリボルバーです。



20年近く前に購入したオリジナルのABS製モデル(右、8mmBB弾仕様)とのツーショット。



まだちゃんと動くけど、やっぱりABS(強化プラスチック)だから重量感が無いし、グリップを握るたび軋んで如何にもオモチャっぽい音がするのが不満でした。

グリップは同じABSでも本体がヘビーウェイト材だとそんな音は出ないし、マルシン社の「エクセレントヘビーウェイト」なら見た目の金属感もバッチリ。

また、それ以外にも約20年の技術の進歩による違いが必ずある筈で、それを確かめたくて買いました。



↑最大の進化は、カートリッジがモデルガンのそれと遜色ない「Xカートリッジ」仕様に変わったこと。オリジナル(下)のカートはBB弾を入れなきゃただの空薬莢で、それはそれで味があったけど重量感の無さに拍車をかけてました。

あと、オリジナルはフレーム(サムピースの下あたり)に「8mm POLICE REVOLVER」っていう製品名が刻印されてたけど、今回は省かれてます。さらにエアガン独自の安全装置もオミットされ、外観がよりリアルになったほか、トリガーアクションもよりスムーズに調整されてます。

↑ハートフォード製「Jポリス38S モデルガン」ヘビーウェイト2インチ(右)とのツーショット。

こちらは「S&W M36 チーフスペシャル」をニューナンブっぽく改修したカスタム品なので、本来のニューナンブとは少なからず相違点があり、リアルさで言えばマルシンの「ポリスリボルバー」に軍配が上がります。



けれど量産品のモデルガンとしては唯一のニューナンブだし、本物よりもスマートなボディが独自のカッコ良さを生んでますから、これはこれで捨てがたい。結局、ぜんぶ好きってことですw (でなきゃ買わない)



↑ニューナンブと同じく日本の銃器メーカーが警察向けに開発したと云われる「ミロク・リバティチーフ」のA!CTION社製ヘビーウェイト・モデルガン2インチとのツーショット。

私のライティングがヘボだからリバティチーフが銀色に見えるけど、実際はマルシンのニューナンブと同じぐらいの色味です。(場所を入れ替えると色味も逆転↓)



そしてラストは現行の日本警察制式拳銃「S&W M360 サクラ」のタナカワークス社製ヘビーウェイト・モデルガンとのツーショットで締めたいと思います。

私は警察が好きなワケじゃなくて、あくまで刑事ドラマのマニアだけど、モデルガン(殊にスナブノーズ)のコレクターでもあるから、刑事ドラマに出てくるスナブノーズ、つまり「ポリスリボルバー」のトイガンこそがストライクど真ん中。今回の画像を眺めてるだけで幸せですw


 

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「COLT "Dフレーム" コレクション」

2023-09-17 19:39:03 | コレクション

宣言通り、コレクションには躊躇なくお金を使ってます。タナカ・ワークスさんが絶妙に私のツボを突いたモデルガンを連続リリースしてくれるもんで、困ってますw

ついこないだ発売されたのが「COLT コブラ」のヘビーウェイトモデルガン "R-model"。



日本じゃ初のトイガン化らしいけど、すでに何丁か持ってる「COLT ディテクティブスペシャル」のディテールをちょっと変えただけの商品だったりします。

けど、それでもマニアは(ことに私みたいなスナブノーズ・コレクターは)買わずにいられない。タナカさんの思うツボです。

だからと言って別にインチキな商品じゃなく、実銃がディテクティブスペシャルの素材をスティールからアルミニウムに変更し、軽量化して名前を変えただけの機種なんですよね。

この「コブラ」が後にパイソンやトルーパー等へと連なる、蛇にちなんだ名前のリボルバー第1号なんだそうです。この調子でダイヤモンドバックあたりも出して下さい、タナカさん!



↑「COLT ポリスポジティブスペシャル」のヘビーウェイトモデルガン "R-model"。15年以上前にリリースされた商品の、かなり久々となるリバイバル。

再販に至るまで長い年月を要した理由は、パイソンと似たような故障(いわゆるコルト病)が頻発し、マニア間で「すぐに壊れる」イメージが定着してたから。

近年、パーツの改良によりその病気を克服したのが "R-model"シリーズであり、初版時は買わなかったけど今回はすぐに予約購入した次第です。



実銃の世界だと4インチ銃身のポリスポジティブが先に生まれ、そのスナブノーズ(短銃身)バージョンとして開発されたのが、既にこのブログで何度もご紹介してる「COLT ディテクティブスペシャル」。



日本じゃディテクティブの方が圧倒的にメジャーなので、トイガン化されたのも "R-model"化されたのもこっちが先。

ちなみに私はタナカ製だけでもエアガン、ABSモデルガン、ヘビーウェイトモデルガンをすでに揃えてるので、今回の"R-model"は買ってません。



ABSモデルガンは例に洩れず3日ほどで壊れたけど、エアガンは奇跡的にコルト病を免れてるし、ベビーウェイトモデルガンは腕利きマニアが壊れないように整備してくれた(それを数年前にネットオークションで入手した)物だから、今回は買う必要なかったワケです。

ディテクティブは更にもう1丁、ホビーフィックス社の金属製モデルガンまで持ってますから!(やはりコルト病で動かないけど)



よくもまぁ、同じモデルをこんなにって思われるでしょうが、コレクターとはこんなもんです。特に好きな機種にはこだわります。

私の場合は「刑事さんの拳銃」ですよね。ディテクティブを代表とするコルトの"Dフレーム"シリーズは、まさにソレそのもの。



だからコレクションにお金がかかっても気にしないけど、たまに「これは失敗だったかな?」って思うこともあります。

明らかに「刑事さんの拳銃」枠から外れてるのに、物珍しさで「たまにはこういうのも」と思って買っちゃったのが、これ。



マルシン社のエアーソフトガン「ルガー・スーパーレッドホーク アラスカン 454カスール」のヘビーウェイト「FDEカラー」バージョン。

スナブノーズ・コレクターとして以前から気になってた機種で、再販されたら買おうとは思ってたけど、どうせなら従来のブラックかシルバーにすれば良かったなぁと。



ユニークなんだけど、ミリタリーカラーにはどうも愛着が湧かない。ゴツ過ぎるという点でも「刑事さんの拳銃」には程遠いし、これはちょっと無駄遣いしちゃったなと反省。ま、こういう事もあります。

ちなみに「マジンガーZ」のフィギュアコレクションも地道に続けてます。生誕50周年に合わせてリニューアルされた、超合金魂「アフロダイA」と「ミネルバX」も加わりました。


 

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「ふろくの小冊子コレクション」

2023-07-15 16:55:11 | コレクション

何かを集めることが基本的に好きで、中でも突出してるのがモデルガンと、マジンガーZフィギュアのコレクション。

かつては『太陽にほえろ!』の公式本やレコード、ハリソン・フォード出演作のパンフレットやDVDも熱心に集めたもんです。

今回ご紹介する雑誌付録の小冊子コレクションもそれらと繋がってるワケですが、元より小冊子という媒体自体が好きなんですよね。

その原点はおそらく、1973年か’74年頃に発売された、小学館の学年誌(小学○年生)に付いてた小説『ルパン対ホームズ』の小冊子だろうと思います。

ルパンシリーズの作者であるモーリス・ルブラン氏が発表した小説(実際にルパンと対決するのは探偵ホームズを彷彿させるだけの別人らしいけど)の言わばダイジェスト版で、長編小説がニガテな私でもサクッと読めちゃうのと、どこへでも持ち運べるコンパクトさがツボにはまったのか、しばらく肌身離さず持ってた記憶があります。

文庫本がメジャーになるのは角川春樹氏が『犬神家の一族』を映画化し、メディアミックス宣伝の一環として大々的に売り出した1976年以降のことで、それまでは小冊子と言えば「雑誌のふろく」でした。

で、そんな小冊子フェチの私を狂喜乱舞させたのが、以前にもご紹介した学研「中学一年コース」1977年11月号第4付録の、これなワケです。



コース♡テレビ文庫『太陽にほえろ!/思い出の名作集』。



日本テレビが出してた公式ノベライズを、先の『ルパン対ホームズ』と同じように短縮した内容で、サブタイトルがテレビで放映されたのと微妙に異なるのは、たぶん原作たるノベライズがシナリオの準備稿を元にして書かれたから。

キャラクター紹介は公式本より丁寧だったりするし、なんと言っても短くて読みやすいし、小さくて持ち運びやすい!



今にして思えば、1つのテレビ番組に特化した内容で全80ページに及ぶ小冊子って、学年誌の付録としては画期的かも知れません。

それだけ当時の『太陽〜』人気&刑事ドラマ人気が凄かったワケだけど、学研さんはグラビア月刊誌「ザ・ベストワン」でも刑事ドラマの特集に力を入れてたし、よっぽどお好きな方が編集部におられたのかも知れません。

(それがやがて『金八』&ジャニーズ人気に取って代わられちゃう。一生許さんぞ近藤田原!💢💨)



↑これは近年になって発売された『太陽にほえろ!』ノベライズ、すなわち一般的な文庫本とのスケール比較。ふろく冊子が本当にポケットサイズなのが伝わるかと思います。

そして『太陽〜思い出の名作集』の翌年、やはり「中学一年コース」の6月号第5付録として登場したのが、コース♡テレビ文庫『人気刑事 全カタログ』!



’78年当時に放映中だった番組限定にせよ、刑事ドラマのカタログ本は私がいつか創りたいと思ってる夢の出版物ですよ! そもそも、このブログはそういう本をイメージして立ち上げたんです。



B6サイズぐらいの『テレビジャンボ』も同じ’78年の「中学一年コース」9月号の第2付録。



テレビ番組全般を扱った本だけど、ここでも刑事ドラマにかなりのページを割いてます。

ちなみに『太陽にほえろ!』以外はこういった番組が特集されてます。



学年誌でテレビ番組の特集本を付録にすること自体、現在だと有り得ないかも知れません。テレビが娯楽の王様だった時代を象徴するアイテムですよね。



↑年末の恒例付録だったであろう『芸能・スポーツ大百科』の’78年版。サイズは一般的な文庫本と同じで、全264ページ!

言わばエンタメ&スポーツの記事1年分の総集編で、これを見ても1978年=昭和53年が(当時中1前後だった我々にとって)ピンクレディーと『太陽にほえろ!』と、ついでに王貞治さんの年だったことが分かります。



私が10代後半から20代に大ハマりするサザンオールスターズがデビューし、『スター・ウォーズ』日本公開によりハリソン・フォード氏がブレイクしたのも’78年。

私が学芸会で『欽ドン』を模したコントを披露し、皆を笑わせることに快感を覚えたり、それに関連した同人誌みたいなのを創ったり、そう言えばラジオドラマ創りを始めた(それがやがて映画製作に繋がっていく)のも、そして初めて女の子に恋をしたのもこの年でした。まさにエポック!



↑これはちょっと番外編になるけど、「ふろくの小冊子」をもっと豪華にしたのが所謂「コンビニ本」で、10年ほど前にミリオン出版より定価580円で発売された『男泣き 刑事ドラマ天国』はまさに前出『人気刑事 全カタログ』の豪華版。



昭和刑事ドラマの代名詞である『太陽にほえろ!』はもちろん、私を多部未華子さんの虜にさせた2010年代の傑作コメディー『デカワンコ』もしっかり解説してくれてます。

しかし264ページを費やしても歴代刑事ドラマの全てを紹介するのは不可能で、やっぱ私がやるっきゃないんで誰かカネをくれ!👌



↑これは映画雑誌「ロードショー」が’90年代にシリーズ化した小冊子付録「ROADSHOW文庫」。その第1巻が『静かなるスーパー・ヒーロー/ハリソン・フォード』なのでした。



内容は芳賀書店の「シネアルバム」シリーズを縮小したような感じで、各スターのバイオグラフィーとフィルモグラフィーが写真満載で掲載されてます。



DVD-BOXに付属する解説書も言わば「ふろくの小冊子」で、これが有るのと無いのとじゃ大違い。



特に、公式本が出てない番組のは資料価値が高い。若いヤツらはネット情報だけで満足かも知れないけど、私は紙で欲しいんですよ紙で! 私の髪の毛を返せ早く!💢💨💨



↑こちらは秋田書店のマンガ月刊誌「チャンピオンRED」別冊付録の『マジンガーZ/Best Selection』。

ダイナミックプロの3巨匠=永井豪、石川賢、桜田吾作 各氏がそれぞれ過去に発表されたマジンガー関連の「読切り」作品を集めたもの。



「ふろくの小冊子」の原点はきっと、こうしたマンガ誌における「読切り」だったり「スピンオフ」だったりを「別冊」として挟み込んだ物だろうと思います。

このチャンピオンREDのは出てから10年も経ってないと思うけど、昭和の『冒険王』誌あたりの付録ならオークションでかなりの高値が付くかも知れません。

というワケでセクシーショットはやっぱりこの人、純白パンティーが眩しい弓さやかさんです。


 

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