2022年春シーズン、日本テレビ系列の日曜夜10時半「日曜ドラマ」枠でスタートしたコミック原作のジャニーズドラマ。実に8年振りとなるシリーズ第5弾です。
ともさかりえ、鈴木杏、上野樹里、川口春奈らが演じてきたヒロイン=七瀬美雪を、今回は上白石萌歌が演じてます。
このシリーズ、ちゃんと観たのは今回が初めて。もちろん上白石萌歌さん目当てです。
感想を一言で言えば、まあ良くも悪くも「昭和かっ!?」ですねw
シリーズ第1弾の放映は1995年だから平成生まれのドラマなんだけど、アイドル番組の王道を照れもせず突っ走る内容は昭和テイストに溢れてます。
具体的に言えば、主役(金田一少年)に扮するアイドルの学芸会チックな演技や、美雪(幼なじみ)との少年マンガチックなラブコメ描写、そして小学生でも思いつきそうなトリック等々。
あと、キャスティングですぐに判っちゃう真犯人の正体とか。この中に犯人がいますって聞いたら、まず一瞬で2人に絞れますよね?w
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沢村一樹さんはレギュラーメンバーの剣持警部役だから除外として、学園の警備員=杉本哲太さんか、物理教師=光石研さんの二択しか有り得ない。
で、見るからに光石さんが怪しいから裏をかいて杉本さんが犯人かと思いきや、何のヒネリもなくこの結末w
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それで悟りました。あえて「ベタ」を貫く戦術なんだなと。これがアイドル番組ってもんだ文句あるか!?っていう開き直り。
私が観ながら思い出したのは、まだ新人だった宮崎あおいさんや堀北真希さんを主役に抜擢した『ケータイ刑事』シリーズ。そういや主人公は銭形平次の末裔って設定だし、多分この金田一少年シリーズにヒントを得て企画されたんでしょう。
そんなワケで、私にとっては上白石萌歌さん以外に何ひとつ見どころが無く、他に書きたいことも特にありません。