今日は母のお通夜。本来なら慌ただしい筈が、ごく少人数の家族葬である上、1日ズラしたお陰で余裕があり、予定より1時間早く会場入りし、母が寝てる横でこれを書いてます。
いよいよお別れかと思うといくらでも涙が出てきます。
父を見送ったときは、棺に大量の花を詰めていくセレモニー(?)の、天国を想起させるビジュアルを見て初めて堰を切ったように涙が溢れたけど、母の場合は亡くなるずっと前から、そうなることを想像するだけで泣いてました。
私はお父さんっ子で、母に対しては憎しみすら抱いてた筈だし、当人からも最後の最後まで拒絶されてたのに、やっぱり母親っていう存在は良くも悪くも、とてつもなくでかい。母親こそ……いや、女性こそが神様なんだとつくづく思います。
幼い頃から母の顔色ばかり伺い、それに囚われ続けた60年間がようやく終わり、もっと解放感があっても良さそうなのに、今はただただ寂しいです。
同列には扱えないけど、勤務先の施設でお婆さんが亡くなるたびに、いやそればかりか、月1回の誕生会でお祝いを受けてるお婆さんを見てるだけで私は涙が込み上げちゃう。お爺さんのときは眼カラカラです。
若い女性は基本的にニガテ。なのにお婆さんは愛おしくて仕方ない。この心理を一体どう解釈すべきなのか……(もちろん異常性癖とかじゃありません)
書いてるうちに時間が迫って来ました。これから、通夜、葬儀、法事、そして怒濤の手続き戦争が始まるけど、相続手続きに関してはもう、プロに丸投げします。かなりの料金がかかるけど、前回(父のとき)で懲りました。出来るだけラクにやらせてもらいます。