2022年春シーズン、TBS系列の金曜夜10時「金曜ドラマ」枠で放映スタートした、TBSスパークル&TBSテレビの制作による刑事ドラマ。
いずみ吉紘さんによるオリジナル脚本だそうで、ここんとこ原作物が減ってる気がするのは良い傾向なのか悪い傾向なのか? 原作の知名度なんか(よっぽどの人気作でない限り)視聴率に繋がらないことに、ようやくテレビ屋さんたちが気づいたとしたら前者だし、使用権利料を支払う余裕すら無くなって来たとしたら後者ですよね。
警視庁管内における未解決事件の継続捜査を行う「特命捜査対策班」所属の警部補=志村貴文(高橋一生)が、警察も存在を知らなかった凶悪犯グループ「クリミナルズ」を捕まえるべく、インビジブル(不可視すなわち透明人間)と呼ばれる謎の犯罪コーディネーター=キリコ(柴咲コウ)と手を組み捜査する、といった内容。
犯罪コーディネーターっていう設定に全くリアリティーを感じないし、いかにも若者ウケを狙ったゲーム感覚の(少年マンガ的な)犯罪描写、ステレオタイプな人物造形、やたら謎を散りばめたあざとい作劇、コーラスを使った大袈裟なBGM等々、私の好まない要素が満載につき、最終回まで視聴する可能性は限りなくゼロに近いです。
ただ、普段は繊細なキャラクターを演じることが多い高橋一生くんが、目的の為なら手段を選ばぬ暴力刑事を演じてる点は注目に値するかと思います。
長かった下積み時代に「その他大勢」の刑事役でいくつかの刑事ドラマにレギュラー出演されてた一生くんが、いよいよ主役に昇格されてる点にも感慨深いものがあります。
加えて連ドラじゃ久々に見た気がする柴咲コウさんがヒロインですから、こりゃ簡単には捨て難い。どうしたって似たりよったりになっちゃう刑事物において、何より重要なのはキャスティングだと私は思ってますから。
警視庁・捜査一課長=犬飼に原田泰造、志村と対立するキャリア監察官=猿渡に桐谷健太、捜査一課の五十嵐刑事に堀田茜、朝倉刑事に結城モエ、特命捜査対策班の芝本刑事に田中真琴、塚地班長に酒向芳、WEBニュースの安野記者に大野いと、といったキャスト陣が脇を固めてます。
女優陣がやたら華やかなのも本ブログ的には嬉しいというか、有難いw お陰で今回はセクシーショットの枚数がドラマの場面ショットを大幅に上回ってます。上から順に柴咲コウさん、堀田茜さん、大野いとさん、田中真琴さんです。
斉藤由貴さんは今まで封印してた胸元を見せるようになりましたね。たいへん良い傾向ですw