2023年秋シーズン、フジテレビ系列の木曜夜10時「木曜劇場」枠でスタートした、多部未華子・松下洸平・今田美桜・神尾楓珠の「クアトロ主演」による連続ドラマ。
ここんとこ1ヶ月ほど、心身共に疲れきってたもんでブログの更新がままならず、単純に観る時間も無くて、多部未華子さん久々の連ドラにも関わらずレビューが遅くなりました。
いや、忙しかろうが疲れてようが、心底から観たい作品ならとっくに観てレビューしてる筈で、本当のところは「男女の間に友情は成立するのか」がテーマだと聞いて、そんなもん「人によりけり」だろうし「どっちでもええわ」って思っちゃったから。
ちょうど1年前に同じ枠で放映され、ずいぶん好評だったらしい連ドラ『silent』と同じプロデューサー&脚本家の再タッグが話題になってるけど、その『silent』も私は観てないし。
ただ、脚本の生方美久さんが“ヤングシナリオ大賞”に選ばれたばかりの新人ライターで、『silent』が初の連ドラ登板、しかも原作なしの完全オリジナルだったと聞いて、一体どんな作風でどんなセリフを書く人なんだろう?っていう興味だけはありました。
まず初回を観て、これは「男女の間に友情は成立するのか?」だけがテーマと違うやろって思いました。宣伝の仕方を間違ってないか?って。
冒頭、多部ちゃんがいつも2人でカラオケを楽しんできた男友達(仲野太賀)が結婚することになり、その新婦の意向によってサヨナラせざるを得なくなったエピソードは、確かに「男女が友達として遊んじゃダメなの?」って話になります。
あるいは、ルックスが美しすぎるせいで悩みが尽きない今田美桜ちゃんも、同僚男子(泉澤祐希)と気軽に会食しただけで「ヤレる」と勘違いされたりして、それも表面的に見れば「男女の友情は有りか無しか?」って話かも知れません。
けど、松下洸平くんと神尾楓珠くんのエピソードは全然そういうのじゃなかったし。
この4人が不思議な縁でつながり、グッド・フレンズになったかと思った矢先の第4話で、どうやら神尾くんがずっと歳上の多部ちゃんに恋してることを匂わせて来たから、結局は恋愛か友情か?って話になるかも知れないけど……
生方さんが描こうとされてるのは、もっともっと広くて深い「人間関係」についての話ですよね、きっと。恋だの友情だのはその一部でしかなくて。
だとすれば目下、職場の人間関係で疲弊しまくってる私にとっても他人事じゃない。こんなことで悩みたくなかったけど、沢山の人と常に関わらなきゃいけない仕事に就いちゃった以上、これはもう避けられない。
だから、観てると身につまされます。描かれてるのはまさに「人づきあいの難しさ」と「息苦しさ」であり、視聴率は苦戦してるみたいだけど、そりゃ当然だろうと思います。家でくつろいでる時ぐらい人間関係の煩わしさは忘れたいですよ!
だから宣伝を任された人たちは、わざと「男女の間に友情は成立するのか」なんて薄っぺらいテーマを前面に打ち出したんでしょう。
ちょっと前の記事にも書いたように、あえてレベルを落とさないと大衆は食いつかない。商売である以上は客を呼ぶのが何より大事。
クオリティーは高いと思います。その感触は生方美久さんが特にリスペクトされてるという坂元裕二さんの作品によく似てるし。面白いんだけど、自分が一視聴者としてハマれるかどうかは微妙っていう。
第4話まで観てハマらないんだから、たぶん最後までハマることは無いんでしょう。ハマる人はとことんハマるだろうけど、そういう作品ほど視聴率は獲れないんですよねホントに。
それにしても今田美桜ちゃんのおっぱいですよ! ←っていう見方を真正面から軽蔑してるドラマですよねw
毎回、出だしの場面で人間関係の息苦しさを見せちゃうから、視聴者が引いちゃうリスクがあるのかな?と思ってます。その息苦しさがあるからこそ、4人が揃ったときの安心感が際立つのに、昨今の視聴者はそこまで我慢できないんでしょう。
>yamarineさん
ご無沙汰しております。変わらぬ多部ちゃん愛にカンパイ! たしかに、多部ちゃんがクオリティーを底上げしてて、多部ちゃんが画面に登場するだけでなんだか安心してしまう。特にこないだの第4話は今田美桜ちゃんの回なのに、菩薩様のような多部ちゃんの存在感たるや! お乳は自然が一番、ごもっともですw
>gonbeさん
今田美桜ちゃんの乳は、意図的に強調されてるだろうと思います。本人が意図しなくても男どもを勘違いさせちゃうスタイリングには、母親の影響もありそうです。しかし皆さん本当にお乳がお好きですね! 私には理解できません。
ここんとこ1ヶ月のしんどさは、ごくごく平凡な、まさにこのドラマで描かれてる「人間関係の息苦しさ」ってヤツです。が、今回はなんとか乗り越えられたので、近々また記事に書こうと思ってます。
普段ドラマとは縁遠い私ですが、このドラマは毎週観ています。多部未華子さんがご出演とはいえ、内容がしょうもなければスルーするのですが、交わされる会話のところどころに膝を打ったりうなったりするのが楽しくて。
「男女の間に友情は成立するか」という命題については、ハリソン君の「人によりけり」に一票です。「自分は・・」というのは自由ですが、だからといって「ほかの人も・・」とは言えない命題だと思います。
このドラマ、演出のところどころに面白いところがあります。画像に出ているソファーのシーンもそうですし、階段での盗み聞きも同様。命題はさておき、そういうところが楽しい。
多部未華子さんが画面に出てくるとガン見してしまいますね。表情ひとつひとつを見逃せません。何しろ多部未華子さんですから。
今田美桜さんの胸も同様。スタイリストさんとカメラマンさんにある種の意図があるのではないかと邪推してしまうくらいです。
ところで・・・ハリソン君の
>ここんとこ1ヶ月ほど、心身共に疲れきってた
ってところが気になります。
今回もそうなってます。
作家も気合を入れるし、期待以上の結果を間違いなく出す・・・
今回も序盤からそのニオイがプンプンで、どんどん注目度が増している。
多部ちゃんは次から次へと仕事をしてくれるし、変わらず美しいし、老後の人生もハッピーです!w
ところでお乳はナチュラルがいい。