オシリーナこと秋山莉奈さんが演じられたのは、仮面ライダーアギトに変身する主人公=津上翔一(賀集利樹)が居候する美杉家で暮らす女子高生=風谷真魚。
翔一がアギトであることにいち早く気づくも、以前と変わらず接して精神的に支えていく真魚は、まさにミューズと呼ぶべき存在。超能力の持ち主でもあるらしく、そのせいで敵のターゲットにされたり等の受難も味わうようです。
家主の美杉義彦(升毅)は大学で教鞭を執る心理学教授で、奥さんは長期海外出張中。幼い息子(田辺季正)と二人暮らしのところに両親を亡くした姪っ子の真魚を引き取り、さらに浜辺に打ち上げられた記憶喪失の青年まで居候させちゃう、人格者というよりは度が過ぎたお人好し。劇場版ではさらにもう1人居候が増えるんだそうですw
そしてパワードスーツを装着して仮面ライダーG3になる警視庁の特務刑事=氷川誠が要潤さんで、彼に指令を下すG3ユニットのリーダー=小沢澄子警部を演じられたのが、インディーズバンド「藤田」のボーカリストでもある藤田瞳子さん。
いくらパワードスーツに守られてるとは言え、普通の人間である氷川刑事が文字通り正体不明の「アンノウン」たちに単身で戦いを挑むのは無謀としか言いようなく(実際、毎回フルボッコにされ死にかけてる!)、向かって行く人も行く人だけど、行かせる人も行かせる人で正気の沙汰じゃない。
だからこそ、この2人には並外れて固い絆を感じるし、その覚悟の決め方がとてもカッコいいと思います。
前回の記事で「登場の仕方だけはカッコいい」って書きましたけど、そうじゃなくてG3が不様にやられちゃうからこそ、それでもまた次の敵が現れたら迷わず立ち向かうからこそカッコいいんですよね。いやホント、G3最高!
そして仮面ライダーギルスに変身する大学生=葦原涼に友井雄亮さんが扮するほか、滝沢涼子、山崎潤、柴田明良、田口主将、羽緒レイ、菊池隆則、諏訪太朗、中屋敷哲也、笠間あゆみ、平岩紙、森脇英理子etc…といったキャスト陣が絡んでいきます。
ゲスト陣には子役時代の神木隆之介くんや、まだ赤ちゃんだった八木優希ちゃん(!)も含まれてます。そう、放映時からもう20年近く経ってるワケで、要潤さんも升毅さんもみんなお若いです。
オシリーナも今やマミーですからね。若き日のお母さんが『仮面ライダー』のヒロインだなんて、子供にとってそれ以上の自慢があるでしょうか?
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