ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『警視庁アウトサイダー』2023

2023-01-07 00:35:09 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年の先陣を切って、新たな刑事ドラマが誕生しました。テレビ朝日系列の木曜夜9時「木曜ドラマ」枠でスタートした『警視庁アウトサイダー/METROPOLITAN POLICE DEPARTMENT』です。

原作は加藤実秋氏による警察小説『警視庁アウトサイダー』シリーズで、KADOKAWAが制作に名を連ねてます。



主役は警視庁 桜町中央署の刑事課に勤務する、元マルボー担当のはぐれ刑事=架川警部補(西島秀俊)と、ドス黒い裏の顔を持つ刑事課のエース=蓮見刑事(濱田 岳)。



そんなアウトサイダーな2人の上司=矢上課長(小松和重)と同僚刑事たち。



そして父親(警視庁副総監)の権力によりトントン拍子で刑事課に昇進……したけど本人は全然ヤル気がない、ヒロインの水木刑事(上白石萌歌)。ようこそ刑事ドラマの世界へ!

トボけた味がグッドなコンビ、警務課の倉間職員(野波麻帆)と米光巡査(長濱ねる)。



架川警部補とは腐れ縁らしい鑑識係の仁科警部補(優香)。仲の悪い両者の掛け合いが笑えます。



若いキャストが多い中で画面を引締めてくれる、水木刑事の父=有働副総監(片岡愛之助)と、マルボー担当の藤原警部(柳葉敏郎)。



居酒屋でバイトする地下アイドルの沙希(井本彩花)。必ずこういうポジションに売出し中のグラドルがいますよねw



そしてラスボス感をプンプン臭わせる衆議院議員の小山内(斎藤 工)と、その妻=響子(青山倫子)。



さらに福士誠治、石田ひかり、水崎綾女らも絡む豪華レギュラーキャスト陣! 初回ゲストも室井滋、飯田基祐、真壁刀義、川津明日香etc…という絢爛ぶりで、気合入ってます!



キャスティングだけじゃなく、斬新な刑事ドラマを目指す熱い心意気を私は感じました。

いつぞやの『ニッポンノワール』とか『オリバーな犬』みたいに「ただ奇をてらっただけ」の新しさじゃ困るけど、本作からは過去の刑事ドラマへの愛着とリスペクトもちゃんと伝わって来ます。



笑いのセンスもイイ!と私は思う。架川警部補のぶっきらぼうな口調とサングラスで、てっきり優作さんあたりを意識してると思いきや、実は山手中央署のやっさん(藤田まこと)を愛してやまないという、絶妙なスカしw

日テレのヒット作『デカワンコ』の主人公(多部未華子)が使うケータイの着信音は『太陽にほえろ!』メインテーマだったけど、架川警部補のは『はぐれ刑事純情派』のテーマ。なにせテレ朝の番組ですw (追記:そう言えば『はぐれ刑事〜』に西島さん出てましたね!)



ちょっと早過ぎるテンポ(早送り対策?)とか、若年層にやや媚びてる感じは好きになれないけど、若い連中が観てくれなきゃ未来が無いんだから、そこは仕方ない。

主役コンビの組み合わせは申し分ないし、そこに上白石萌歌さんも加わると来れば、こりゃもう観ないワケにいきません。



だからセクシーショットはもちろん、上白石萌歌さんと……



レギュラーの長濱ねるさん、井本彩花さん、そして初回ゲスト=川津明日香さんの、あまりに素晴らし過ぎるおっぱい&おしり対決! まったく近頃の娘たちと来たら……けしからん! ありがとう!


 

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「映画もドラマも消滅する未来」

2023-01-05 11:55:05 | 日記

KT Jacksonさん、先日はアンサー記事を有難うございました。

メディアに与えられたものでなく、自分で探し出した珠玉の1本を何遍も観る方が、よほど価値がある……

まったく同感です。KTさんを虜にした『ポーリー』が気になって仕方ありません!



さて、新書『映画を早送りで観る人たち』をようやく読了しましたw 私の読書タイムは大抵が就寝直前で、2〜3ページだけ読んで寝落ちしちゃう事もザラなもんで、日にちがかかっちゃう。早送りしなければ!

で、若い人らが映画やドラマを早送りする理由が「話題作を全部チェックして周囲の話題について行きたいから」と知って「なんじゃそりゃ!?」と驚き、呆れ、嘆き、KTさんも共感してくれたワケだけど、あれから読み進んで行くと、早送り族にも同情すべき点があることが分かって来ました。

それは、仲間たちと24時間いつも繋がってなきゃいけない、SNSという名の地獄。私はやってないし今後もやるつもり無いけど、もし学生時代にそういうのがあれば、避けて通るのは難しかったはず。

SNSの仲間が「このドラマ面白いよ!」って呟いたら、その話題が盛り上がってる内にリアクションしないと仲間外れにされちゃうワケです。まさに生き地獄!

そして逆に、自分がヘタな作品を勧めた場合、今度は「炎上」という名の地獄に落ちかねないから、世間がみんな褒めてる安全パイだけを観ると。

ほんと地獄としか思えないけど、彼らは必死に頑張ってる。滑稽だけど笑えない!



で、そんな世界で生きてる彼らは、いつも疲れてる。疲れてるから、暗かったり小難しかったりする作品と向き合うのがしんどい。だから早送りしちゃう、ってな側面もあるみたいです。

これって、私がこのブログによく書いてる、仕事で疲れて帰った夜に辛気臭い番組は観たくない!っていう心理と、あんまり変わらない。私みたいに「だから観ない」っていう逃げ道が彼らには無いワケです。マジ地獄!

映像コンテンツの種類も、私が若かった頃と比較にならないほど多いから、とにかく数をこなさなきゃ追いつけない。早送り以外の選択肢が無い! いっそ死なせてくれ!

同調圧力の強さも多分、私の学生時代とは全然違うだろうから、ロンリーウルフでいるには相当な精神力が要ることでしょう。これだけ「孤独上等!」って言い続けてる今の私ですら、耐え抜く自信はありません。そりゃニートも増える一方です。



そもそも大スクリーンで観ることを前提に創られた映画を、テレビ画面で観たりする時点で本来の鑑賞法から逸脱してるけど、今の我々は抵抗なくやっちゃってる。

遠からず倍速視聴もそうなるかも知れないって、筆者の稲田豊史さんは書かれてます。だからこれからの創り手は、 早送りされることを前提にした作品創りが必要になるだろう、とも。

う〜ん……そこまで行っちゃったら、いよいよドラマや映画は消えていくしか無いのかも知れません。刑事ドラマが生き甲斐だった私には考えられない未来だけど、今の若い子らは逆にせいせいするのかも?

新年早々、ダメだこりゃ。


 

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『さすらい刑事旅情編 IV』#08

2023-01-04 15:44:04 | 刑事ドラマ'90年代

1988年10月から’95年3月まで全7シリーズが放映された、テレビ朝日&東映の制作による水曜夜9時枠の刑事ドラマ、そのシーズン4。

サプライズヒットした『はぐれ刑事純情派』のヒューマニズム路線を引き継ぎつつ「鉄道警察隊」を主役にすることで地方ロケをふんだんに盛り込み、JRの人気車輌を登場させて旅行ファンや鉄道マニアも喜ばせ、『はぐれ刑事〜』と半年交代で放映される人気シリーズとなりました。

刑事ドラマは走って殴って撃ってナンボと思ってた私(今もだけど)は当時やっぱり見向きもせず、ちゃんと観たのは今回が初めて。東映チャンネル様々です。

藤田まことさんの魅力が炸裂する『はぐれ刑事〜』に比べるとすこぶる物足りないけど、旅行には行きたくなりましたw 家族旅行と修学旅行とナンチャッテ新婚旅行、あとは仕事でしか遠出したこと無いもんで、めでたくプータローになった暁には一人旅でもしてみようかな、なんて今思ってます。

さて、JR東京駅・丸の内駅舎にある設定の警視庁鉄道警察隊「東京丸の内分駐所」の捜査班。その’91年当時のメンバーは、班長の高杉警部(宇津井 健)と……



実質的リーダーの香取警部補(三浦洋一)、紅一点の風見警部補(河合奈保子)、若手イケメン枠の桜田刑事(植草克秀)、中堅の河本刑事(なぎら健壱)に「山さん」こと山崎刑事(蟹江敬三)。



↑さらに、JRの車内販売員として働く香取警部補の妹=恵里(相川恵里)。



↑そして駅舎内の旅行センターで働く高杉警部の娘=幸子(渡辺美奈代)。2人とも事件に絡みやすい絶妙なポジションにいますw

’91年12月4日に放映された第8話は、まさにその設定が存分に活かされ、2人が大活躍。しかもネタが温泉旅館を舞台にした女子大生グループの湯けむり連続殺人事件! なので取り上げましたw



上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星5号」に乗って、女子大生4人が函館旅行。



恵里はその列車内で、幸子は旅行センターで女子大生たちと絡んだ上、たまたま2人で旅行に行った先が函館で、泊まった旅館も彼女らと同じだった!



しかも最初に殺された女子大生を2人が発見しちゃうという、なかなかに強引な展開。だけど可愛けりゃ何でもいいんですw



で、列車内で起きた事件でもないのに、香取と桜田がはるばる函館まで駆けつけ、捜査の主導権を握りますw



いかにも怪しいオールバック男(遠藤憲一)が女子大生たちに付きまとい、いかにも怪しい動きを見せてリーゼント男に捕まるけど、実は私立探偵だったというオチがつきます。エンケンさんも若い!



2人目の犠牲者が出て、残った女子大生たち(吉野真弓、木之原賀子)に「替え玉受験」の疑惑が浮上し、事件の真相が明らかになって行きますが、そのへんは正直どーでもいい。

真犯人役の木之原賀子さんは、石原プロの『代表取締役刑事』でレギュラーの南条刑事役を終えた直後のご出演と思われます。

しかし今回の主役は女子大生でもなければ、ボインぼよよ〜ん!な風見刑事でもなく、幸子と恵里。なぜならお二人とも素晴らしいヌードグラビアを残されてるからです!



渡辺美奈代さんは集団アイドルグループのパイオニア「おニャン子クラブ」でも特に高い人気を集めたメンバーの1人。バラエティー番組でも活躍され、志村けんさんと息の合ったコントを数々披露して下さいました。刑事ドラマは他に『刑事貴族』第1シリーズ第17話にゲスト出演されてます。



そして相川恵里さんもアイドル歌手のご出身。だけど女優さんのイメージの方が強く、特に全7シーズンを完走されたこの『さすらい刑事旅情編』は間違いなく代表作と言えましょう。刑事ドラマは他に『はだかの刑事』第29話にゲスト出演されてます。

美奈代さんも恵里さんも、乳首やアンダーヘアは最後まで死守しつつ、素晴らしいお尻を惜しげなく披露して下さいました。なんてこった! ありがとう!


 

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『はぐれ刑事純情派』11ー#13

2023-01-03 16:44:09 | 刑事ドラマ'90年代

10年続いた『特捜最前線』がついに終了し、時代の波に合わせる意図で制作された後番組『大都会25時』そして『ベイシティ刑事』は視聴率に恵まれず、ならば刑事ドラマの原点に還ってみようってことで、テレビ朝日&東映が1988年4月に放ったのが藤田まこと主演の『はぐれ刑事純情派』でした。

「刑事にも人情がある。犯人にも事情がある。」がキャッチコピーのヒューマニズム路線で、当時『リーサル・ウェポン』とかに夢中だった私は見向きもしなかったけど、これが実に2009年12月まで続く大人気番組となりました。

今あらためて観ると藤田さん扮する山手中央署の「やっさん(安さん)」こと安浦吉之助刑事のキャラクターがすこぶる魅力的で、時代に関係なく良いものはちゃんと受け入れられるんだ!っていう、一筋の光を感じたりします。

数年前までは地上波で途切れなく再放送されてたけど、最近はその座を『相棒』と『科捜研の女』に奪われ、CSの有料チャンネルでしか観られなくなっちゃいました。

『ベイシティ刑事』目当てで契約した東映チャンネルだけど、お陰でやっさんとも再会することが出来ました。



今回観たのは全17シリーズ・全444話の内、1998年6月24日に放映された第11シリーズの第13話。すでにフイルムからVTR撮影に切り替わってます。

この時期の若手イケメン枠=山岡刑事に扮したのはTOKIOの城島茂くん。若い!



おなじみの里見刑事(ぼんちおさむ)も健在、そして横溝署長(梅宮辰夫)に川辺課長(島田順司)が不動のレギュラー。



「ハルちゃん」こと田崎晴子(岡本 麗)は第8シリーズで他署へ異動するも、前シリーズから山手中央署にリターンしてます。

今回はその晴子さんが大活躍。キャミソールみたいな薄着の流行に伴い、痴漢被害が急増とのことで夜間パトロールに廻ってたら、まさに薄着姿の女性=アキコ(藤吉久美子)が男に襲われてる現場に出くわし、犯人を緊急確保。

ところが証人となるべきアキコが姿をくらませ、やむなく釈放した犯人=杉浦が翌日殺されてしまう。

ちゃんと逮捕してたら、杉浦は殺されずに済んだかも知れない。責任を感じた晴子は必死にアキコを探し、事件の意外な真相を知ることになります。



3年前、夜の公園で同じように杉浦に襲われたアキコが、反撃して彼を階段から突き落とし、腹いせに財布から現金を盗んだのが事の発端。それをネタにユスられ続けたアキコが、また懲りずに襲って来た杉浦をついに殺しちゃったという顛末。

本来、アキコはファッションに無頓着だったのに、婚約者をオシャレな親友に略奪され、それがキッカケで流行を追うようになり、薄着で街を出歩いたのが悲劇に繋がったという皮肉。



自首するつもりだったけど、刑務所から出たときに自分が何歳になってるか、それを考えると出来なかったと言うアキコに、やっさんが言います。

「人間の魅力っていうのはね、若さだけじゃないんですよ。いつも流行の服を着ていたい、なにか新しいことを始めてみたい……いつも、誰か好きな人がいて欲しい。そう考えてる人はね、生涯、青春なんだ」



そんな言葉に触発された晴子さんが、急に薄着ファッションになってデートに誘って来るもんだから、慌てふためくやっさん。岡本麗さんに失礼ですw

TVドラマは時代を写す鏡。当時、実際に若い女性の薄着ファッションが話題になってたんでしょう。愛娘2人(小川範子、松岡由美)が薄着で街をぶらついてる夢を見て、やっさんがうなされる場面もありましたw



こんなの全然薄着に入らないと私は思うけどw

やっぱり女性は和服が一番だよ!と言うやっさんに、バー「さくら」のママ(眞野あずさ)が頬を赤らめる場面も。相変わらずモテモテですなあ!



けど、それが嫌味にならないのが藤田まことさんの強味だと思います。

ゲストの藤吉久美子さんは劇団☆新感線ご出身で、NHKの朝ドラ『よーいドン』でいきなり主役デビュー、太川陽介さんと結婚後も現在に至るまでドラマやバラエティー番組でご活躍。

『はぐれ刑事純情派』は今回で3度目のゲスト出演。落としたコンタクトレンズを晴子さんと一緒に探すシーンで、隠れ巨乳をチラっと垣間見せて下さったのが、唯一のセクシーショットですw


 

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『ベイシティ刑事』#01

2023-01-02 15:00:05 | 刑事ドラマ'80年代

この1月からCS「東映チャンネル」と初めて契約しました。1987年10月から翌年3月までテレビ朝日系列の水曜夜9時枠で放映された、藤竜也&世良公則のコンビによるアクションドラマ『ベイシティ刑事(コップ)』の再放送が始まるからです。



直前に日テレがヒットさせた『あぶない刑事』の亜流と云われがちだけど、高級ブランドスーツ等には目もくれず、ラフで俺ジナルな格好良さを追究した本作は、視聴率には恵まれなかったものの私みたいな「通」に一目置かれる存在となりました。

それは何をやらせても画になる主役コンビの魅力だけでなく、画期的にリアル(というかマニアック)だったGUNアクション描写に因るところも大きい! そりゃ一般ウケはしませんw



特にオートマチック拳銃を扱う世良公則さんの所作が「只者じゃない!」とGUNマニアたちを歓ばせ、それ以降のTVドラマや日本映画におけるGUNアクションを格段にレベルアップさせた功績はあまりにデカい!

一番の功労者は銃器効果担当=納富貴久男さん率いる「BIG SHOT」のマニアたち(もとい精鋭たち)だけど、相当なGUNマニアぶりを隠さなかった世良さんも偉いし、自由にやらせた相方の藤竜也さんも素晴らしい!



この『ベイシティ刑事』は『あぶデカ』よりもむしろ、藤さんが’70年代に出演された日テレ&東宝のドラマ『大追跡』の流れを汲んでると見るべきで、ベースは藤竜也カラーなんですよね。

ヨコハマを舞台に遊び感覚で悪と戦う刑事ドラマのパイオニアは『大追跡』であり、多分その続編企画が色々あって『ベイシティ刑事』に辿り着いた。『あぶデカ』がヒットしたお陰でGOサインが出たにせよ、その亜流と云われるのは不本意に違いありません。



そもそも主役コンビ=小池柾(藤 竜也)と星野秀夫(世良公則)が所属する港町署捜査課「別動班」っていう設定、シャレた探偵事務所みたいな刑事部屋も明らかに『大追跡』の「遊撃班」を継承してます。

他のメンバーは少年課出身の河合あゆみ(石川秀美)と、典型的サラリーマン気質の山崎班長(いかりや長介)だけ。

「ダメだこりゃ。」



ストレス発散用の(?)バスケットボールやゴールネット、サンドバッグ等が常備されたザッツ’80年代な刑事部屋がとても印象的で、後続の刑事物や探偵物に影響を与えたんじゃないでしょうか。



プラス、ちゃんとした捜査課の桜井課長(神山 繁)と、大川ひろし、市川登らが扮する刑事たちも絡んでくるけど、ほぼ背景みたいなもの。それより「ジョン」「マギー」「ケンタロウ」などと愛称がつけられた、別動班メンバーの使用拳銃たちの方がキャラ立ちしてます。



初回ゲストは、後に『刑事貴族』シリーズで刑事を演じることになる、高樹沙耶さん。いや〜、今更ながらお美しい!



強盗一味に生命を狙われる薄幸の美女に、惚れっぽい星野が肩入れするも女性経験豊富な小池は懐疑的で、罠を仕掛けてみたら案の定、彼女こそが主犯で金の独り占めを狙ってた!という、ありがちと言えばありがちなストーリー。

だけど刑事物なんてどれも全てありがちな話で、大事なのは誰がどう演じるか?なんですよね。その点、藤竜也・世良公則・高樹沙耶の組み合わせはパーフェクトで、やっぱ魅せてくれます。



今回はファースト・エピソードってことで、シリーズ通してのヒロイン=あゆみにも、出しゃばって犯人(深水三章)の人質にされちゃう見せ場が与えられました。

この時期のアクションドラマって、ヒロインがみんな頭おかしいですよねw (浅野温子さんだけのことを言ってるのではありませんw)



石川秀美さんは当時21歳。あの河合奈保子さんをボインぼよよ〜ん!と輩出した「HIDEKIの妹コンテスト」で西城秀樹さんご本人の強い推しにより優勝され、早見優や松本伊代、小泉今日子、中森明菜、そして後の夫=薬丸裕英(シブがき隊)らと同期デビュー。「花の82年組」と呼ばれるアイドル歌手の1人として活躍されました。

薬丸氏と結婚された’90年で芸能界はほぼ引退。なので女優としての活動期間も短く、Wikipediaによると刑事ドラマへの出演は(ゲストも含め)本作が唯一だったみたいです。


 

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