旧約聖書の物語から・・
サムソンとデリラ ←詳しくはクリック
サムソンは神から与えられた怪力の持ち主で、ペリシテ人はまったく歯がたたない。
なんとかサムソンの怪力の秘密をつかもうと、ペリシテ随一の美女デリラを侍らせたところ、
彼はすっかりデリラにのぼせあがって、最高機密であるべき自分の弱点をばらしてしまう体たらく・・
それでも、二度三度は偽の情報を与えてごまかしていたが、
「わたしを愛していないの」
とデリラのセクシーな仕草に惑わされ、髪の毛のことをペラペラとしゃべってしまう。
なんだかんだいっても男は美人に弱いものである。
「サムソンとデリラ」でサムソンを演じたのはビクターマーチュア、
筋骨隆々で見栄えのする俳優であるが、
どうも、デリラの手練手管に腑抜けになって、
演技とはいえ、彼の間抜け顔がリアル過ぎて妙に納得してしまうのである。
那覇行きの航空機のなかで、サムソンのだらしなさにあきれていたのであった。
まあ、ファンにかたには申し訳ないが、
もてない男のやっかみと思ってくだされ。