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究極はラーメンそれも旭川 春夏秋冬三日にあげず 西勝洋一
NHK短歌12月号に掲載された西勝氏のエッセイ「ラーメン雑記」はおおいに面白かった。
同郷の友として合点することばかりである。
「札幌の味噌」「旭川の醤油」「函館の塩」といわれていても、
わたしはいまだに味噌ラーメンに対して偏見がある。
これが少しくらい不味くても濃い味に惑わされ、
厚化粧の色香に騙されていることすら気がつかない。
シベリアから帰還した父は四条十五丁目で食堂を開いた。
当時、小学生のわたしは学校から戻ると、
ラーメンのたれづくりを手伝わされ、豚骨を金槌でたたいたりしていた。
でも、たまに食べさせてくれるラーメンは最高のご馳走なのである。
さて、これは「つるや」の醤油ラーメン・・
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