屯田物語

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俳人 森澄雄対談集から

2016年06月06日 | 日常
森澄雄対談集に芭蕉の句が掲載しておりますが、
そのなかで、印象に残った艶っぽい句がありました。

   一家に 遊女もねたり 萩の月
   行すえは 誰肌ふれむ 紅の花
   眉掃きを 俤にして 紅粉の花


「・・・遊女もねたり萩の月」 
これは有名な句ですね。
あとの二句は始めてです。
「・・・誰肌ふれむ紅の花」
この句の解釈はいろいろあるようで、推理するだけで楽しそうです。
対談集では、次ぎのような解釈を紹介してました。
紅花は口紅の原料になるので、「紅花摘みの女がどんな男に触れるのだろうか」
というのと、男の目から見て、「紅花を摘んでいる可愛い娘たちを誰が触れるん
だろうか」の二つです。
わたしは、「いずれ口紅に変わる紅花は、どんな男の唇に触れるのだろうか」
という解釈をしておりました。

札幌市資料館
かつて札幌高等裁判所として使われていたが、裁判所の移転に伴い、
昭和48年に札幌市資料館として開館した。
平成9年(1997)5月、国の登録有形文化財にも選ばれている。



道庁赤レンガ
アメリカ風ネオバロック様式のレンガ造りで建てられたこの庁舎は、
赤レンガの名称で親しまれ、80年にわたり北海道の中枢として
役割を果たしてきた。



札幌駅 JRタワー