屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

詩集「四季の風」夕愁白嶺<幸福>

2024年08月21日 | 四季の風
パリオリンピックはすべてにおいて東京オリンピックに比べ質の劣る大会であった。自国の選手が出場する競技種目では他国の選手に対するジャッジが酷かった。特に柔道、バスケットなど。クライミングにいたってはスタートすら出来ないコース設定になっていた。しかし、北口榛花選手が女子やり投げで金メダルを獲ってくれたから不快な疑惑は汚れたセーヌ川に流して忘れることにした。

<幸福>

人間は不安な危惧を感じながら存在することで
新鮮な力と刺激とを期待している

詩集「四季の風」夕愁白嶺<偶像>

2024年08月20日 | 四季の風
自民総裁候補者11名
そのなかで国民人気NO1は石破茂さんだそうだが本当かなと思う。
マスコミの思惑は石破さんを総裁にしたいようだ。彼は立憲共産党と親和性があると思われているのだろう。わたしの推しは高市早苗さん。


<偶像>

生ける屍
涙なき能面の青白さ
物言わずただ美しいもの

偶像 偶像
涙なく美しい飾り人形
涙あり言葉ある偶像の足

詩集「四季の風」夕愁白嶺<引潮>

2024年08月19日 | 四季の風
「ひき潮」(Ebb Tide)は、マントヴァーニ・オーケストラによる美しい演奏が印象的な曲でした。静かな夕暮れの海辺。波が穏やかに引いていく様子がマントヴァーニの優雅なストリングスと重なり心が安らぎます。

<引潮>

貴女は引潮を愛していた
嬉しい北国の雪解よりも
その悲しさを愛していた

ひきしおは女
つつましい女

貴女の足音のように
静かに黙って去って行く
貴女の残り香のように
くすぐったい潮の香

なすすべもない私を見ながら
ぎこちない微笑を砂地に落して
貴女は引潮になりたいと云った
そして貴女は引潮になった
遠い昔の思い出の中で
黴かに潮鳴りの聞える時

「知覧鎮魂の賦」 燃える機体から天女が隊員の魂魄を救い出す

2024年08月18日 | 日常
早田ひなさんが語る

「鹿児島の特攻資料館に行って、生きていることを、そして自分が卓球をこうやって当たり前にできているということは、当たり前じゃないというのを感じたい」


中韓に気を使って、「現役中はそんな発言しないほうがいい」としたり顔でのたまうコメンテーターのあまりの軽さにため息がでる。

14~5年位前になるが、知覧へ行ったときのブログを以下に・・

「どんな事があっても撃沈させて帰ってくるからね」
「じゃっどん、どげんして帰っとな?」
「ホタルになって帰ってくる」
「だからホタルが来たら僕だと思って、追っ払わないで、よく帰ったと迎えて下さい」

 
 華のときは悲しみのとき    著者:相星雅子
・・・
出撃前夜、
宮川軍曹と知覧の母(島浜トメさん)の最後の会話であった。


・・・
特別攻撃隊で散った若者たち・・
「崇高な死」か「無意味な死」か、
ただ云えることは軽々しく二者択一で彼らの死を決めつけることはできない。
もちろん、「崇高な死」ではないが、「無意味な死」と決めつける論調はあまりに冷酷で心がない。
わたしは、時代の悲劇に翻弄された痛ましい死としか捉えられなかった。
戦争はあってはならぬことだが、
「平和」を無傷(そして無償)で手に入れることはできない。いつの時代であっても世界中どこであっても紛れもない事実なのである。

出撃前夜は知覧の宿で最期のご馳走を頂いたそうだが、それまではこの三角兵舎で過ごしていた。

そのことに思いを馳せながら兵舎のなかを見渡すと、バスツアーでご一緒だったご婦人が眼を潤ませて白い枕をやさしく撫でていた。

勝手にスクロールしてくれる優れもの・・<uAutoPagerize>

2024年08月16日 | フリーソフト・拡張機能

【 Chrome 拡張機能】uAutoPagerize
yahooなどで 検索したとき、プログを開いたときに「次のペ ー ジ」を自動的に読み込んでいく拡張機能。
ペー ジを下部までスクロ ー ルすると2,3,4ページ...と勝手に継き足されて表示していく。クリックすると停止。
今までのAutoPagerizeが動作しなくなったのでこちらに乗り換えた。
ブログ「屯田物語」をそのまま続けて読みたいときはuAutoPagerizeをオンにしておけばマウス等でページ替えする手間がなく快適である。

金メダルを攫んだやり投げの美しき軌跡

2024年08月13日 | 旭川東高校


パリオリンピック女子やり投げ決勝・北口榛花選手の第一投目
放たれたやりが美しい放物線を描いて大きく飛んでいく。いけいけ!
飛翔していくやりのシーンに合わせて旭川東校の校歌を挿入した。わたしたち夫婦は昭和35年卒(第10期)なので榛花さん(第66期)とは56年の年齢差はあるが、その分感激もひとしおであった。

詩集「四季の風」夕愁白嶺<放談>

2024年08月12日 | 四季の風
<放談>

謎謎遊び謎遊び
寄木細工の現代人

現代が浮気をしました
見つからねばよいが

人間が創造した小さな世界
自己満足の現代

現代は舗装道路
自由に道は選べない

欲望 死 現代
人間性 機械 精神病

私でない私が存在する
現代は魔術師

分業の分業
現代人は蟻である

現代人は歩かない
走るだけだ

泣きっ面の悪戯子
現代人の破壊の破壊

現代人はすねかじり
食う為に生きている