HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

駅ボラ2日目 陣中見舞いが届きました(長文です) ※写真追加しました19日

2008-08-14 18:47:01 | イベント
駅ボラ2日目。
ボラスタッフ19名。
本日も朝から鳥羽一番街3階の水仙で朝礼。

と、その前にツアーセンターにお客様が…。
聴覚障害者の方で、昨日ミキモト真珠島のどこかか?駐車場で携帯を落としたけど、忘れ物で届いていないか?ということだったので、代わりにミキモトさんや駅、交番などに問い合わせて、聞いてみましたが、届けはなく…。
聴覚障害者の連絡方法といえば、携帯のメールなのに、旅行先で無くすなんて、とても不安になるに違いない。

一生懸命当たってみましたが、見つかりませんでした。
もしものために、連絡先だけ聞いておきましたが、見つかりますように。
また、車の中などに落ちていたとか、そんな結末だといいんだけど…。

そんなこともあったので、朝礼でその情報も伝えつつ、昨日のよくある質問などを例に海水浴場の案内の仕方など伝えてからいざ定位置へ。

本日も高校生がやってきてくれました。
よく動いてくれて、気がきく高校生たちです。
今回は従妹(神奈川県在住)まで連れてきてくれたりと、賑やかです。

昨日に引き続き、フェンシング王子も来てくれています。
フェンシング王子とは、なんと中学生ですがフェンシングの日本代表選手なのです。
だから、昨日オリンピックでフェンシングの太田選手が銀を取ったことの話でミニ盛り上がり。
目の前のフェンシング王子もいつか…と思うと、心弾むものです(笑)
でもって、こんな地元貢献型のボランティアを自らする彼に、さらならる将来を期待してしまいます。


高校生グループが神奈川県の従妹姉妹を連れてきてくれました。


さて、駅ボラ話に戻って。



今回から新しい試みとして日本郵便のゆうパック出張所。
昨日、昼からだとみんな荷物送らないかも…。
チェックアウトしたぐらいの午前中早々から送るかもしれないから、午前中からいてくれるといいかも…と言っていたら、早速午前中から来てくださいました。

本当の本当は、宿泊当日到着したお客様が、街で遊んでいる間、荷物を旅館へ送ってくれるというものがあればいいのですが、現在は翌日配達配送のみ。
ようするに、後は帰るだけ、でも荷物が重たいからいやだな~って方に荷物を送る人用。


本日は3つ荷物配送注文がありました。
もっと増えてくるといいですね。
それと、昨日も書きましたが、ここで手紙を預けると、鳥羽の風景消印を押してくれます。
旅の思い出にいいかなって思います。
残暑見舞いにいかがですか?

駅ボラメンバーの中には、前回のゴールデンウィーク参加の方も来て下さって、しかもここで再会って方もいるのです。
懐かしいメンバーにみんな、喜び合ったり、ちょっとした同窓会です。
みんな仲良くお昼にいったりしていました。
なんだか嬉しいつながりですね。

全体的に本日は昨日に比べて、大変人が多かったです。
駅前の国道も朝から大渋滞。

次回はぜひ、電車で来てね~


佐田浜駐車場もすぐにいっぱいになります。
料金も安く、船にも乗れる渋滞知らずのパーク&シップライドがおススメです。

あと、今日はなんと、駅ボラに「陣中見舞」が届きました。
鳥羽シーサイドの副社長からです。



スポーツドリンク2ダース!!

今朝から駅ボラの様子を見に来てくれて、そのがんばり姿を見て届けてくださいました。
ありがとうございます。
これで、あと2日はモリモリがんばれます!
明日からの駅ボラメンバーたちにも配りますからね~。


写真を撮ってあげるのも、ボランティアのお仕事です

一般の観光客の方たちは、皆さんに任せて、私は、出来るだけ見落としがちな障害者の方たちを探していました。
今日見かけたのは、障害者バギーのお子さん連れの家族。
声をかけたら、答志の和具へ行くという。
宿泊地がそこなのです。
一番の難関です。
現在唯一固定桟橋の港なんです。
時間は昼前。
定期船に聞くと、夕方が満潮だからその時間方が乗り降りしやすいということでしたが、みんなが海水浴をしたいので、どうしても13:30分の船に乗りたいと。
それは仕方ありません。
バギーのお子さんなので、まだ担ぎ上げることはできそうです。
定期船課にその旨を伝えて、フォローをしていただけるようにお願いして、お客さんを送りました。

また、7名ぐらいのご家族。そのの中にお父さんらしき人がどうも目が見えないようです。
白杖は持っていません。
息子さんの肩をかりながらトイレに行きました。
待っているご家族のところへ行って、「ご家族に視覚障害者の方が見えますよね?」と声をかけたら「え?何でわかるの?」というような顔していましたが、ツアーセンターのバリアフリーの観光情報を渡しながら、手で触れる彫刻のマコンデ美術館やミキモトの偽者、ホンモノ真珠を触って見分けるコーナーなどの話をしたら、とても喜んでもらえました。

外国人も多かったです。
ボランティアのメンバーに率先して英語バージョンパンフレットなどを渡してきてもらうようにしました。



本日ベビーカー貸出は6台。
16:00を過ぎても返却されないベビーカーもあったので、少しブースを延長してみましたが戻らなかったので、撤収。
その後ちゃんとベビーカーはツアーセンターのほうに全部戻り任務完了。

あとは、またまた皆さんのベストを洗濯。
私だと、イスに登ってかけていた洗濯干しを大ちゃん(ボランティア王子)は、なんなく、素立ちでかけていました。
助かったよ、大ちゃん。



ところで、私が「そこのエモンカケ取って」と大ちゃんに頼んだら、通じませんでした。
今時エモンカケって言いませんか?

お盆の鳥羽駅ボランティアガイドはじまりましたよ~!!(写真追加)

2008-08-14 08:55:10 | イベント
さて、さて、始まりました鳥羽駅ボランティアガイド(通称:駅ボラ)。
いつもより、早く起きて、いつもより、早くセンターに出勤して、緊張の初日です。

今回はお盆と言うこともあり、ボランティア層も前回と少し違います。
お盆ですから、主婦層が薄くなりがち、そして、夏休みということもあり、小中高生が増えました!
伊勢志摩観光の将来を担う少年、少女たちよ!!期待しています。

そして、ツアーセンターとして大きな痛手は…。
スタッフの千枝さんがいないこと…。
彼女もまたお盆ということで帰省です。
帰省と言っても鳥羽の駅ボラエリアから見える、向かいの離島ですが…(笑)
呼んだら聞こえそうです。

10時前になり、ボランティアたちが集り始めました。
朝礼は、今回から鳥羽一番街3階の昼食・休憩所として使用させていただいている水仙というスペース。
ここで、簡単な報告と、本日の注意事項を連絡。


改札横のメインブースはこんなかんじ。


その後、みんな低位置へGO!
前回の反省を教訓にメインブース(近鉄改札前)、観光案内所前、JR側と3箇所のブースをボランティアがローテーションでまわしていく仕組み。
ローテーションにする理由は色々ありますが、なんせ暑いので、外回りばかりだと、ちょっと体力消耗も多いかな?というところもあります。




JR側は日陰もすくなく、ボランティアメンバーにも過酷でした


しかし、はじめてみると、JR側が思ったより需要がない。
うむむ、需要が無いから、撤退だけですまされることじゃないです。


鳥羽のフェンシング王子(フェンシングの日本代表)こと、Kくん。中学生ですが、よく働いてくれています。


結局駅ボラの看板だけ残して時々見回るということにしましたが、いろいろ観光について考えてしまいます。
この人の流れの偏りをなんとかしないとダメだな~っと考えてしまいます。


看板だけになりました


初日としては、意外とスムーズに動けて、ゴールデンウィークより、少し観光客も少なめ?
今年は、休みも長く、分散型になっているのもありますが、オリンピックが時差ナシでしているから、出ない人もいるのかな?

もちろんベビーカーも人気上々。今日は4回レンタルされたかな?
車椅子のレンタルは、直接駅ボラではなかったけど、ツアーセンターでは2台ばかり需要がありました。
最初は不信そうに見られてしまうオレンジベストの私たちですが、理解されるとどんどん案内に引っ張りだこ。

今日、多かった需要は

・近くに水浴場はありますか?
・食事するところ(特に小さいお子さん連れのため、子供も食べれるようなものがあるところ)
・レンタカー案内
・大きなコインロッカー
・伊勢神宮への行き方
・鳥羽湾めぐりとイルカ島の船の時間
・鳥羽水族館、ミキモト真珠島への行き方

などなど。


外国人もいらっしゃいます。英語をパンフを持って行ったら、スペイン語圏の方でした。


ゴールデンウィーク同様なこともありますが、夏らしさといえば、「海水浴場」。
駅から近い海水浴場ってあまりないのですよね。
バスで移動するにも本数が少なくて…。
でも、実は離島へ海水浴へ行くほうが、便利だし、時間もそんなにかからなかったりするんですよね。


今回から新しい試みで、日本郵便のゆうパック出張所ができました。お疲れ様です。
荷物配送はもちろん、ここで手紙を出すと、鳥羽の風景消印を押してくれます。



そんなこんなで大きなトラブルも無く、スムーズに任務を完了。
ボランティアのみなさんも、駅ボラの中で楽しさを見出してくれている人がいたり、自分の得意分野での案内をしてくれていたと思います。

駅ボラが終わったら、みなさんの汗と苦労で重たくなったベストを即洗濯機で洗い、明日のボランティアのために備えます。


洗いたてのベストに袖を通して、新たな気持ちで、ボランティアに挑みましょう


しかし、今日も暑かった。