HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

佐太神社 ≒ 猿田彦神社

2008-08-31 18:13:11 | 県外情報
昨日のプロジェクトゆうあいさんの話の中で、猿田彦さんのお話になりました。
その中で、「島根にも猿田彦さんの神社あるよ。でもどこにあったか覚えが…。神社の名前も忘れた…」と視覚障害者のOさんが発言。

実は、理事長の氏神さんは「猿田彦さん」(理事長は伊勢の猿田彦神社の宮司さんとお友達)
私は結婚式を猿田彦神社で挙げているので、必然的に崇敬神社となっています。
きちんと我が家の神棚には天照大御神→姫宮神社(地元の神社)→猿田彦神社の順でお札が祀られていますから。

猿田彦さんは「道開きの神様」でもあります。
ツアーセンターの活動も常に道を開いているので、猿田彦さんとは親しく?しておきたいのです。

で、これは行っておかないと…と、フツフツ私と理事長の間に明日の松江観光の暗黙の行程が…。
帰ってからはネットサーフィンする力が残っていなかったのですが、朝から探し当てました。
自慢じゃないけど、ネットで検索するの、結構上手い私。

猿田彦さんが祀られているという書き方はみつけられなかったけど、佐太大神(さだのおおかみ)は猿田毘古大神(さるひこのおおかみ)と同神という文章を見つけて、コレだと。
朝から理事長に報告。
アクセスを見ても、松江市内です。

朝からお迎えの松江市役所の観光文化振興課課長の錦織さんに「佐太神社に行きたい」と懇願しました。
すると、錦織さんも、ビックリしたようにこの佐太神社はとても由緒ある神社で、ぜひぜひ行ってもらいたいというお勧めの神社だったのです。
さすが観光課の課長さんです。道中の観光案内もとても興味そそるお話をしていただけたり、聞いたら、きちんと答えが返って来ます。

さて、佐太神社に到着。
由緒あるという言葉がわかりました。



迫る山のふもとに三つの社を構えて、それはそれは見事な神社でした。
錦織さんが、事前に神社に電話してくれていて、宮司さんにもお話を聞けました。



3つの社の真ん中には
佐太大神(さだのおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
事解男命(ことさかおのみこと)
速玉之男命(はやたまのおのみこと)

正面向かって右手の北殿には
天照大神(あまてらすおおみかみ)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)

正面向かって左手の南殿には
素盞鳴尊(すさのをのみこと)
秘説四座(ひせつよんざ)

が祀られています。
代表的な神々とすごい神様の数です。



北殿と南殿は左右対称で造られており、出雲大社と同じで私たちが正面と思っていても社の中は神様南を向いているんだって。

全ての神様にお参りをして、なんだか心洗われました。

とても気になったのは、天照さんの弟君である素盞鳴尊…。
天照さんが天岩戸にこもってしまった原因の神様なのに、天照さんとこんな近く(北殿と南殿)にいて大丈夫なのかしら?



ま、間に猿田彦さんがいるし、猿田彦さんがいるってことは、天岩戸を開けさせたアメノウズメノミコトもきっといるはず。
あ、二人のお父さんお母さんでもある伊弉諾尊と伊弉冉尊もいるね。
だからいいのかな?

島根県松江市へはセントレアから米子空港

2008-08-31 16:42:54 | 講演・視察
2月に行って来たばかりなのですが、松江市さんからの依頼で、「松江市ひとにやさしいまちづくり条例制定記念シンポジウム」にうちの理事長の講演+私と理事長を交えたパネルディスカッションを…という大変珍しいタイプの依頼があり、一泊二日で行って来ました。

松江といえば、以前の日記を読んでいただいた方は「大丈夫?」と思うかもしれない。
そう、どうあがいても「プロペラ付飛行機」(表現の仕方が正しくないかも…)に乗らなくてはいけません。

前回と違い、前泊するので、8月22日の夕方便に乗り、23日の夕方便で帰ると言うコース。
もちろん、理事長は東京なので、現地集合です。
23日の朝に松江観光してから、午後にシンポジウムです。

松江まで前回と同じ一人旅。
飛行機はやはり、どこから見てもプロペラ機。


 

あの有名なボンバルディアです。
前回はボンバルディアということを知らずに乗っていましたが、今回は知ってしまっています。
どうしても目線は脚元(タイヤ)を見てしまう私。

 

一時間ほどの空の旅は、前回のあの恐ろしい揺れを経験しているので、それほど揺れませんでした。



到着して、松江市役所の方がお迎えにきてくれていました。
ありがとうございます。

利用した空港は島根お隣の鳥取県の米子空港。
島根県にも出雲空港があるのですが、残念ながらセントレアからは米子行きしか出ておりません。
それに、松江市は米子と出雲のちょうど間くらいなのですよ。

車で一時間ほどで松江の宿に到着。
理事長は既に到着していて、市役所の方々と挨拶をしてから、前回の松江でお世話になったプロジェクトゆうあいさんたちとお食事へ行くことに。

連れってもらったお店は「蓬莱吉日庵」というお店。


昔旅館で、結婚式なども行うようです。
日本庭園を通り、入ったお店は、それはもうため息が出るようなステキなところ。

 

昔のそのままの意匠に釘付け。
プロジェクトゆうあいのメンバーは半分以上の人が視覚障害者。
「へぇ~どんなにステキなの?」と言うから。
そのステキさを、よそから来た私が細かく説明させていただきました。
なんていいところなのでしょう。


料理もお酒も美味しかったです。
ありがとうございました。