HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

受精卵の胚移植、その後の結果は…

2009-06-09 23:50:58 | 不妊治療報告
私事です。

受精卵を胚移植した結果は月曜日です。
と、報告をしたからには、結果をお伝えしないと、みなさんハラハラしているかもしれません。(誰もしてないって?)

ということで、8日、私の誕生日に妊娠判定でした。

そもそも、胚移植による妊娠率は28.3%(平成8年~平成17年松阪済生会病院ART調べ)です。
いい卵(種)、いい子宮内膜(畑)であっても、着かないときは着かない。着くときは着く。

医学的にもこのあたりがなかなか解明しないので、現在の不妊治療は、妊娠するための補助(サポート)であると私は考えます。
倫理的な面ギリギリなことがあって、おそらく同じように治療されている方は大変、悩まれることもあると思いますが、最終的には人間にはどうすることもできない領域があります。

私も一昨年の夏にチャレンジした胚移植はみごとに砕けています。
ま、一回目でという、そんな都合のいい具合には行かないだろうとは思っていましたから、ショックもほどほど。

さて、8日(月)、毎度の事ながら朝イチ8:30の予約。朝の渋滞をすり抜けて8時過ぎに松阪済生会病院に到着。
まずは、採血。
朝の採血は、非常に込んでいます。約20分待ち。
この時間を見込んで行ったわりに時間がかかり、8:30分ギリギリでARTセンターへ。
確か、前の妊娠判定のときも待ち時間にとても時間がかかったような…。

と、思っていたら案の定、1時間以上待合室で椅子を温めていました。

呼ばれて、診察室入りました。
ドキドキです。
渋そうな顔をするS先生を見た瞬間、あ~これはダメだったんだ?と、診察室入口に立ち恐る恐る「えっ?先生ダメやったん?」と聞く私に。

なだめるかのように「まあ、ええから座んない」と。

先生は、パソコンの画面を見ながら、首を横に傾けて考えている感じ。

結果が出ていないの?反応してない?どっちなの?

「うーん、一応妊娠反応出てるんやけど、値(HCG)が84iu/Lしかないで、難しいな~。このまま育たん可能性が大きいな。そのまま流れるか、運が悪けりゃ、子宮外妊娠やな」

S先生はいつもこんな感じで、じらすわりに、スパッと切る。


ようするに、どこかに着床したけど(今の段階ではまだ見えない)、そのまま着床し続けて育つ可能性が低い。

ということです。

このHCGとは妊娠してからどんどん増えていき、ある一定の期間がくると、下がっていくそうです。
ヨクワカラナイのですが、不思議な世界です。
よくある市販の妊娠検査とは、この値を調べて陽性陰性を調べているようですね。

HCGが84iu/Lあるという私の値、着床して今の時期(4週目あたり?)なら本当は160iu/Lぐらいはあるはずなんだって。
半分ぐらいしかないので低いのは納得。
でも、前回の全然ダメだったときはの数値は1.4iu/Lだったらしいので、今回は、大きく一歩前進ということでしょうか?

とりあえず、一応着床なので、本当は今の段階では妊娠とは言えませんね。
暫定妊娠とでも言うのでしょうか?
本来なら、今の時期は安定はしていないので、報告をしないのが普通なんですけどね。(笑)

とりあえず、経過をみるということで…。
今度の木曜日にまたまた診察に行ってきます。
その間、どう過ごせば?とS先生に聞いても
「別にぃフツーに過ごせばいいよ」
相変らずです。

身体の変調は、お腹が張ったり肉付いたり(あ、これは関係ない?)、足が異常にだるくなったり(コレ相当辛い)、腰やお腹が痛かったり、するものの、それが着床の原因なのか?
ずーっと続けているエストラーナテープというお腹に貼る薬や、苦痛なプロゲストロン坐薬のせいなのかは不明。
とりあえず、次の診察までまだまだ気が抜けないです。

卵よ、それまでがんばって、しがみついとってな~。