HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0127:お木曳きプロジェクト参加

2006-01-27 21:35:19 | お木曳き・式年遷宮
今日は、一日どこにも行かない日だったので、バリバリ仕事の日だったのですが、午前中は鳥羽市商工観光課のSさんが、ツアーセンター存続のため鳥羽市として何ができるか?という作戦会議。
雑談の中から生まれる名案に我ながら、やるね~と心でつぶやく。
でも、その企画通ったら、ますます、いろんなところで、発言できそう。

さて、午後からは急遽入った、CBCの取材。
昨日の扇芳閣の取材も来て頂いていたのすが、このところ動きが活発なセンターに目をつけていただき、ドキュメントっぽく活動を追っかけてくれることに…。ということで、ここしばらくいろんな活動にバシバシと付いて来ます。
振り落とされないようにね(笑)

そんなわけで、本仕事は合間にしかで出来なかった。
オキナワ行きは目の前です。ドキドキ。

夜はプライベート半分、センターの今後の動きのために半分の気持ちで友人が率いるお木曳きプロジェクトに参加。
神宮会館にて。
神宮会館に立体駐車場が出来て、初めて駐車場を利用。
エレベータ付いているんですね。


しかもエレベータ浮き文字&点字&音声案内バッチリのものでした。

でも、会館に入ったら、エレベータが駐車場のものとはうってかわって、とっても小さな操作ボタン。

え?って感じ。
でも建物自体あまり新しいものではないで、仕方ないか。

さてそんなお木曳きプロジェクトで何をするか?
まずお木曳き自体が分からないですよね?
これは20年に一度、伊勢神宮の正殿が新しく建て替えるために、神領民(基本的に今でいう伊勢市民)が建て替えのための「木」を運ぶ民俗行事なのです。
20年に一度です、20年に。
確か私はあのころは中学校3年で…というのはなんとなく覚えています。

ということで、そんなしょっちゅうない行事を以前はどんな風にしていた?というのはなかなか知らない人も多いわけで、ましてや若い衆の参加率もだんだん減ってきているようです。
そんなわけで、今回若い衆を集めてのワークショップ。
  
お木曳きの知っていること、疑問などを抽出していき、みんなで情報の共有をしていき、ますますお木曳きに興味持ってもらい、どんどんその輪を広げていこうってわけです。
今日は、20数名集まったかな?班は4つに分けられ、それぞれの方向性で楽しいワークショップ。
いやはや、知らないことがたくさんあって、結構トリビアネタが続々と出てきます。
なんだか、一気にお木曳き雑学が手に入りました。

私たちの班の結論的には「お木曳きは男女の出会いの場」
順序を正していくと…


お木曳きは昔から出会いの場(ねるとん(←古)みたいなの)

お木曳きで出会ったカップルは結構いて、成功率もいい(結構知人にたくさんいる)

そんなカップルが結婚して子供が出来ると

お木曳から7年後の白石持ち(遷宮の最終行事)では子供が木遣りをすることが多い(お木曳き後すぐに子供を産むべし)

子供のころ木遣りを経験した者は大人になっても木遣りをする

そんな木遣り青年がまたまた両親と同じようにお木曳きで恋愛をし…

という連鎖がうまれる。

神宮の20年一度の一説は技の伝承とか言われていますが、民間では、人間の都会への流出を防ぐだけでなく、少子化対策にもなるでは?遷宮よ!!

本当はそんな意味もあったのかもしれませんね。
ますます若い衆を参加してもらって、この少子化対策に歯止めを!!

遷宮対策委員会=少子化対策委員会なのです(なんちゃって)

あ、あまりばりふり関係なかったですね。

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