「Googleユーザーのあなた、おめでとうございます!(1)件のGoogleギフトが当選しました。」で、始まります。
毎週日曜日幸運な10名のユーザーが1日に一度無作為に選ばれ、スポンサーからのギフトが進呈されます。これは当社製品やサービスに対するご愛顧への感謝の印です。
Gooogleなら、太っ腹で、毎日10台ぐらい、プレゼントしちゃうかなと、一寸思ってしまいます。
流石に、少し怪しいと思って検索したら、次のWEBにヒットしました。
https://kanntann.com/fake-winning-screen
このWEBにもありますが、1分40秒ぐらいで、直ぐに次のアクションを取らせるようにしていることです。
更に、それらしく見せるために、クイズまで回答させようとしています。
私は、事前に検索して、詐欺メールと分かっていましたが、クイズの正解は気になりました。
その先には、進んでいません。
このWEBによると、その先のページでは、残りはiPhone1台だけになりました。
135¥でIPHONE Xを入手できますと表示し、
(日本では、¥135と表記しますので、日本人ではないです。)
次のページで、個人情報を入力させる画面となります。
このWEBでも記載してありますが、個人情報を抜き取るためのフィッシングサイトです。
絶対に、個人情報を入力しないでください。
・誤って個人情報を入力してしまった場合の対処法は?
フィッシング対策協議会では、フィッシングサイトに誤って個人情報を入力してしまった場合の対処法として、
- 情報を詐取された疑いを持ったサービスを提供している事業者(クレジットカード会社など)に、フィッシング詐欺被害があることを伝え、指示によっては暗証番号の変更やカードの再発行、ショッピングサイトやプロバイダのIDおよびパスワードの変更を行う。
- 金銭的な被害など、実質的な被害が確認された場合には、被害者の居住する地区の都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口へ連絡する。
- 国民生活センターまたは各地の消費生活センターに相談する。
などの対策を推奨しています
特にクレジットカードの情報を入力してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社に相談してください。
またクレジットカードを不正利用されるなど、実際に被害を受けてしまった場合は、すぐに各都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口へ連絡してください。
とあります。
気を付けてください。
個人的には、久しぶりのフィッシングメールでした。
よくよく、冷静に考えれば、可笑しな話です。
Googleは、スマホも、タブレット端末も、AIを使った会話できるスピーカーも販売しております。
なぜ、Googleが感謝する景品に、競合のApple製品を提供するのか?
フィッシングメールを作成している人は、Apple製品を景品にしていることから,偽メールであることに気付いて欲しいと願っているのかな?
日本では、景品に応募していないのに、勝手に当選して貰えることはありません。
オープン応募か、クローズ応募のどちらかです。
閑話:
景品規制については。消費者庁のHPを参照してください。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/premium_regulation/