今日から3日間、愛染まつり。
大阪三大夏祭り(愛染、天神、住吉)のひとつ。
593年に聖徳太子が開いた日本最古の夏祭り。
愛敬・人気・縁結びの神さま、愛染さん(勝鬘院)の夏祭り。
秘仏・愛染明王!大日大勝金剛尊!の特別ご開帳をはじめ、紅白の布と「愛染かつら」の花などの造花で飾った宝恵駕籠(ほえかご)に浴衣姿の愛染娘たちを乗せて、愛染女組、男組らとともに「愛染さんじゃ~!ホ・エ・カッ・ゴ~(GO!)」の掛け声とともに谷町筋を練り歩く初日のパレードも人気です。
連日18時より芸能大会や祭り囃子などが演じられ、梅雨空を吹き飛ばす勢いで、一足さきに夏祭りが開催されています。
詳細は、ここを参照
http://www.aizendo.com/festival.htm
愛染さん、正式名称は、愛染堂勝鬘院(あいぜんどう・しょうまんいん)。
日本最初の社会福祉施設、施薬院として建立された。
西暦593年(推古天皇元年)、聖徳太子は、敬田院、施薬院、療病院、悲田院からなる四天王寺を建立。 その中の施薬院は、あらゆる薬草を植え、病に応じてあまねく人々に与えられるようにと現在の愛染堂の場所に建立された。
当時の面積は現在より一層広大であり、また、建立の意味あいからいうと、我が国の社会福祉事業発祥の地とも言える。
施薬院から勝鬘院へ:
施薬院が勝鬘院と呼ばれるようになったのは、このお寺で聖徳太子が勝鬘経というお経を人々に講ぜられていたため、そして勝鬘経に登場するお姫様・シュリーマーラー夫人(勝鬘夫人)の仏像が本堂に祀られているため、後にこう呼ばれるようになりました。主な堂塔として、金堂(府の指定文化財)と多宝塔(国の重要文化財・旧国宝)がある。
勝鬘院から愛染堂:
正式名称は勝鬘院ですが、金堂に愛染明王が奉安されており、また愛染明王信仰の普及とともに、勝鬘院全体が愛染堂と通称された。
縁結びの愛染さん:
金堂に祀られる愛染明王は、主に良縁成就・夫婦和合の本尊として有名で、境内にある「愛染めの霊水」は飲むと愛が叶うといわれ、女性参詣者が毎年たくさん訪れる。
小説家の川口松太郎さんが、この近くに住んでいたこともあり、彼の代表作であり映画化もされた『愛染かつら』のモデルとなった縁結びの霊木「愛染かつら」があることでも有名。
この霊木の前で愛を語り合った男女には、何があっても幸せな結末が訪れるという伝説が残っている。
詳細は、ここを参照: