昨日、JR西日本が、おおさか東線(ひがしせん)の概要が発表されました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/09/page_9289.html
おおさか東線は、南区間(放出(はなてん)駅~久宝寺駅間)と北区間(北区間(新大阪~放出駅間)でなります。
大和線の久宝寺から、東海道線(京都線)の新大阪が、一本で繋がります。
こ途中、片町線の放出駅、鴫野(しぎの)駅とも乗り換えられます。
現在、放出駅と久宝寺間は、2008年春に開業しております。
久宝寺駅から新大阪駅(放出駅~新大阪駅)は、2019年春の開通となります。
これで、東海道線利用客は、片町線、大和線への乗り換えが便利になります。
従来、片町線への乗り換えは、大阪駅で環状線外回りに乗り換え、京橋駅で乗り換える。
大和線への乗り換えは、大阪駅で環状線に乗り換え、天王寺駅で乗り換える。
大阪駅で、快速大和行があれば、大阪駅一本で乗り換えできます。
便利になります。
私も、東海道線(京都線)から、片町線に通ったことがありますが、意外と時間がかかりました。
片町線とは、大阪駅で降りて、東西線の北新地で乗り換える方法もあります。
しかも、少し歩いての乗り換えになります。
このおおさか東線は、更に、大阪駅グランフロントの隣の元大阪貨物駅があった場所に北大阪駅を造り、一本で、北梅田(大阪)駅まで繋がる予定です。
大阪駅は、地下鉄、私鉄では、全て梅田駅となります。
つまり、大阪駅=梅田駅と思ってください。
大阪も環状線が充実してきました。
東京は、山手線、武蔵野線。
環状線的な意味合いでは、南武線、横浜線、相模線があります。
貨物線を有効活用した路線としては、横須賀線、湘南新宿ラインがあります。
このおおさか東線の北区間は、元は、貨物専用線(単線)でした。
放出から、吹田の貨物線へ繋がっていました。
それを複線にし、さらに、新大阪方面への高架橋を建設し、繋げています。
当時から計画があったのか、貨物線と東海道線と繋ぐ土地は買収済みでした。
鉄道が走るようなRのある土地が空き地となっていました。
現在、新大阪駅から吹田駅に向かって電車に乗ると、神崎川を渡ると左手に今の線路をまたぐように橋脚が見えて、右側にそれにつながる高架が見えてきます。
東海道線利用者としては、この路線を利用できる日を心待ちしております。
関連する記事:
http://trafficnews.jp/post/57675/
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/160926_00_shineki.pdf
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%95%E3%81%8B%E6%9D%B1%E7%B7%9A