京都テレビは、1951年開局で、丁度65周年記念。
その記念で、「カルメン故郷に帰る」を放送していました。
日本で、日本のフィルムによるカラー映画。
富士フィルムの全面バックアップのもと、作成された。
内容は、実際の映像で確かめて欲しい。
その中で、部隊の北軽井沢駅が出てきた。
その日本語表示は、「きたかるゐざは」。
ローマ字表示は、「KITAKARUIZAWA」。
「わ」の表記が、「は」であったこと。
「こんにちは」の「は」を、「わ」と読むのは、「今日は、いいお天気ですね」の挨拶を省略した形からきています。
しかし、軽井沢(かるいざわ)は、省略形ではありえません。
「かるいざは」は、『「かるいざ」は、いい場所ですね』の省略した形にはなりません。
地名なのですから。
多分、当時の国鉄職員が間違えることは、考えられない。
と言うことは、映画用に、洒落で、「かるゐ(い)ざは」にしたのでは、考えます。
でも、ローマ字表示は、正しくKARUIZAWAとなっていて、KARUIZAHAでないのです。
そこは、一貫性が掛けています。
なお、カラー映画の秘話は、ここに記載されています。
http://yutabou85.hatenablog.com/entry/2014/07/08/175902
合わせ、読んで頂けるとこの映画の面白さも分かります。
画面を見ていても、レフ版のきつい光が当たっているのが、分ります。