韓国が、またまた、防衛識別圏で子供の対応をしてしまった。
日中の摩擦を覚悟して、韓国も防衛識別圏を拡大しようとしている。
朝鮮日報のタイトル:日・中との摩擦覚悟、韓国も防衛識別圏拡大へ 軍事的対立などの可能性は低いと判断
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/30/2013113000669.html
韓国政府が防空識別圏(KADIZ)を南に拡張する案を発表すれば、中国・日本との外交摩擦は避けられないものとみられる。現在の状況では、中国と日本は韓国の新たな防空識別圏を認めず、反発する可能性が高い。しかし、これが原因で離於島(中国名:蘇岩礁)上空で3カ国が激しくぶつかり、国際紛争化する可能性は低いとみられている。
韓国政府は、ひとまず防空識別圏の拡張案を用意し、中国・日本・米国政府への事前通知または協議に乗り出すものとみられる。中国のように一切の事前協議・通知なく一方的に宣言した場合、周辺国との摩擦が大きくなりかねず「中国を批判しながら中国と全く同じことをやった」という批判を受けかねないからだ。しかし、事前協議を行っても中国や日本がこれを認める可能性は低い、というのが韓国政府の判断だ。従って、協議する姿勢を示した上で、離於島などを含む防空識別圏拡張案を発表する可能性が高い。
韓国が防空識別圏の拡張を宣言した場合、中国・日本がどの程度反発するかについては、予想にやや食い違いがある。中国が西海(黄海)の防空識別圏宣言を前倒しする形で対応した場合、問題は深刻になる恐れがある。中国が西海に設定する防空識別圏は韓国の防空識別圏と広範囲で重なる可能性が高く、また西海は軍事的にもデリケートな地域だからだ。中国が西海で韓国の防空識別圏を侵犯し、韓国の戦闘機が緊急発進するという状況が頻繁に発生するとの見方もある。
しかし、中国がすぐさま強硬な対応措置を取ることはない、という見方も多い。中国が先に「一方的発表」をしておいて、韓国の対応を批判するのは難しいというわけだ。ひとまず遺憾の意を表明し、中国自身の防空識別圏を維持するという消極的対応で済ませる可能性が高い。中国国営の「環球時報」は29日「米国・韓国・オーストラリアとは和解し、日本を集中的な相手にすべき」と主張した。「防空識別圏は重なることがあり得る」という主張も出ている。中国のある外交消息筋は「中国の第1目標は日本なので、すぐさま離於島の上空に戦闘機を送り、韓中摩擦を引き起こすことはないだろう」と語った。
日本は、中国に続いて韓国までもが一方的に防空識別圏を宣言することに対し、かなり強い拒否感を抱くと予想される。日本が韓国の防空識別圏拡張を認めれば、論理上、中国の防空識別圏も認めなければならないからだ。しかし韓国の措置は中国への対抗という性格が強く、韓米日共同対応の必要性もあるため、強い反発は難しいという見方が多い。
ある外交消息筋は「韓国が離於島上空を防空識別圏に含めても、日本がこれに対抗して独島(日本名:竹島)を防空識別圏に含める報復措置を取ることはないと予想される」と語った。しかし韓国政府の関係者は「国民感情的に防空識別圏の拡張は避けられないが、これを強行した場合、周辺国との関係上、プラスよりもマイナス面の方が大きくなりかねないため、悩んでいる」と語った。
韓国政府は、防空識別圏拡張に先立ち、米国とも協議を経る計画だ。防空識別圏は1951年に米極東空軍が設定したものだという背景に加え、対日協議の過程で米国の協力が必要だからだ。
ユ・ヨンウォン記者 , ペ・ソンギュ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
毎回、韓国は、共産国なのか、アメリカを中心とした自由主義の国なのかが分からない。
この記事に書かれているが、日本政府と中国、アメリカの読みが浅い。
韓国に取って良い、希望的な読みである。
その場の雰囲気で対応する子供と一緒。
韓国は、一国のまともな対応ではなく、毎回、残念な結果を招いていることに、そろそろ、気がつくべきである。