猛暑で、原子力発電所が発電していないのに、節電しないで対応できている。
あまり、TVでも話題になっていない。
火力発電で、燃料コストがあがっているが、日本には原発はいらなかったのではないかとも考えてしまう。
電力の使用状況がでてているが、そお数字をそのまま信じてはいけない。
電力使用状況は、使用電力 ÷ 供給電力 で計算される
正確には、需要電力を予想し、それに対応した火力発電等で電力を供給している。
分母の供給電力を変えれば、電力使用状況は如何様にもなる。
見方を変えると、電力使用状況が高いときは、需要電力予測を低く見積もったことを意味する。
電力使用状況が低かったときは、需要電力予測を高く見積もったことを意味する。
東京電力の現状は、ここを参照:
http://setsuden.yahoo.co.jp/tokyo/use/
8月の実績を見て頂くと、薄い水色の供給電力実績が毎日異なっていることがわかる。
この需要を見誤らない限り、電力不足による停電は起こらない。
次の表を見ると、過去1ヶ月の最大供給電力は、5,500万kWであることがわかる。
この図では、見えにくいので、上のURLから見て欲しい。
5000万kwと6000万kwとの間に、線が惹かれているが、それが、5,500万kw。
水色の棒グラフは、供給電力であるが、東電が予測した需要予測電力と言った方が正確である。
この表からも、電力供給面で余裕があることが分かる。
もう、忘れているかもしれないが、原発事故が起こった2011年、東電は、5,820万KWまで対応できると発表している。
本来は、5,820万kwか、5,500万kwを分母で考えるべきで、電力不足は起こらないことが証明されている。
しつこいが、原発なしで電力は供給できている。
停電が起こるとすれば、電力需要予測を見誤って、電力供給不足になった時である。
どういう訳か、マスコミも国も伝えていない。