冷凍庫がなかったころ、冬に作った天然の氷を夏まで保管していた貯蔵庫のことを何といったでしょうか?
・氷嚢?(氷壺?)
・氷屋
・氷店
・氷室
→ 氷室(ひむろ)
氷は古くは主として天皇の食事に用いられ、「日本書紀」でも仁徳天皇の時代の記事にすでに登場しています。かつて宮中用の氷室は山城、大和、丹波、河内、近江にあったとされています。
回答案の漢字が読みにくかったが、次の2つの言葉と考えられる。
多分、1の氷嚢だったと考えるが。
1.氷嚢 【ひょうのう】:嚢
氷片や水を入れて患部を冷やすのに用いるゴム製などの袋。こおりぶくろ。
2.氷壺(ひょうご) 壺
⇒岡田氷壺(おかだ-ひょうご)
岡田氷壺 おかだ-ひょうこ
?-1869 江戸時代後期の俳人。
常陸(ひたち)(茨城県)の人。双雀庵禾葉(かよう)にまなび,双雀庵2代をついだ。天保(てんぽう)10年刊行された「禾葉七部集」の撰者のひとり。安政5年季題千九百余に解説と例句をつけた「俳林良材集」を刊行した。明治2年10月8日死去。編著に「文久六百題」「さよちどり」など。