古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ウスバツバメガの幼虫だよ

2009年05月31日 04時34分41秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ゴミ出しに行った足で近くの喫茶店に行き、朝食をとりました。それから喫茶店に車を置いたまま近くの山道を散歩して、写真の虫を見つけました。
 これは『イラガ』の一種にちがいない。あの、触れると痛い、刺す幼虫だろう。毒々しい派手な色を見ると、目立つことで小鳥に食べられず生き延びていく幼虫のようです。庭木にさわる人は、一度や二度はイラガにやられた経験があるでしょう。ぼくもあります。蚊に刺された程度ではすまない痛みとかゆみがあとあとまでつづきます。うっかり触れると大変な目にあいます。
 帰ってインターネットでこの幼虫を調べてみると『イラガ』とはちがう種類のガのようです。『ウスバツバメガ』の幼虫です。どんな『ガ』か知りませんが、とにかく幼虫が刺すとは書いてありません。でも用心してこれからも見るだけにしておこう。
 そういえばあれから15センチはある立派なムカデに出会いました。畑に行く途中の道で、ムカデが道路を横断して側溝に入り、壁を這いまわり、山の落葉の中に入っていきました。しばらくじっと見ていましたがムカデから敵意とか威嚇の波動は伝わってきませんでした。といってもこちらは長靴に作業用のゴム引き手袋という畑装備でしたから、もし襲ってきたとしても踏み潰すことが可能な体制でしたが。この生き物はナメクジやゴキブリや夜盗虫を食べて7年も生きてきたんだな、という思いが胸をかすめましたが、「ありがとう」という気持ちにはなれませんでした。
 そうそう。なにかの生き物が、いっしょに出掛けようとムカデを誘ったら約束の時間になっても来ない。あんまり遅いから様子を見にムカデのうちに行ってみると、ワラジをはいているところだった。そんな童話があったなー。
 この童話をつくった人はムカデを愛しているのかなー。
 
コメント
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