古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

もうすぐ大豆の収穫です

2009年10月22日 02時55分27秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 夜中から明け方に冷え込むようになり、大豆がいっぺんに色づいてきました。葉の落ちてしまった大豆もあります。10月中にはほとんどの葉が落ちて、乾いたサヤがはじけ、大豆が落ちます。
 そうなると大豆収穫の一連の作業がはじまります。大豆を刈り取り、稲木に架けて二週間前後日に干します。根っこから引き抜くのは土がつくので、刈払い機で刈り取ります。それから脱粒。選別して収穫作業が完了します。
 去年までは『大豆畑トラスト』で収穫し、山分けした大豆の分け前があって、それで味噌をつくっていました。しかしことしはうちの畑で収穫した大豆のみで味噌をつくります。それなりの収穫がなければなりません。去年は選別前で14キロの収穫でした。今年はいくら収穫できるでしょうか。
 脱粒作業では大豆畑トラストを思い出します。トラストを立ち上げた年はほんとに素人の手作業で脱粒しました。まず干す過程ですが、根っこから引き抜いて小屋の中に干しました。あとで近所のおじいさんに「干すって日に干すことやで」といわれました。脱粒では畑の持ち主の倉庫から足踏み式の稲こき機を出してきて、それでサヤをはずしました。ところがよく乾いてないからサヤがはじけません。サヤを唐箕(とうみ)にかけてゴミを吹き飛ばし、さらに手でサヤをあけ、大豆を拾うように収穫しました。
 去年の我が家の収穫は、トラスト初年度の大正時代方式よりさらに時代をさかのぼって、江戸時代くらいの収穫作業でした。というより日本古来の方法かな。稲木にしっかり干すのですが、落ちた大豆は下にシートを敷いて収穫。脱粒はビール瓶でサヤをたたき、バーベキューの金網に枠をつけたふるいでサヤと大豆を分けました。二人で作業して半日で一応の脱粒ができましたから、今年もそれでやるつもりです。今年は唐竿をつくって使ってみようかな。 
コメント (1)
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