古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ナスビを焼きながら。

2010年09月01日 00時41分20秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 太陽が西に傾き、家の影でウッドデッキが日陰になると、ぼくは携帯コンロを低い手すりに置きます。写真のように段ボールで風防をして、西日の当たる田舎の景色を眺めながら、軍手をはめてナスビを焼くのです。そばの高い花は『紅葉葵』で、いま花をつけています。
 のんびりナスビを焼くのはそれなりにたのしい仕事で、きのうも15本のナスビを焼きました。そんなに焼いても食べるのは三人の家族ですが、たっぷり食べて、翌日の味噌汁の具にもしたりします。
 畑仕事は尽きません。きのうはまず胡麻の切り株を処理しました。胡麻の切り株は細い根が塊になっていますから焼却するまえに土をはたき落とす必要があります。ブロックを一つ畝に置いて、それに切り株をたたきつけて土を落とします。畝間の大きな草を三角ホーで削り、切り株といっしょに一輪車で運び、一日乾かしてから焼きます。胡麻の畝には草木灰と牡蛎殻の有機石灰を撒き、元肥を入れて耕運します。その畝にびしょっびしょになるまで水をかけ、黒マルチを掛けます。これで中の温度が上がり、ムシの卵が死滅して防虫になります。醗酵するようにヌカと乾燥鶏糞を入れてさらに温度を上げると効果的です。黒マルチなので草も生えませんからマルチをめくるとすぐに秋野菜を植えることができます。
 二十五日に畝間潅水をしたのできょうで六日目ですが、連日暑いので表面はカラカラです。まだ地中には湿り気がありますが、あと5日もすれば土の中もかなり乾くでしょう。しかし水の出口にジャガイモを四畝植えたので今度は畑全体を水びたしにする畝間潅水はできません。45ミリのホースで部分潅水をします。畝の土を掘って地中の乾き具合を見ながら走り水をします。
 それにしてもひと雨ほしいなー。 
コメント
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