古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

雑草は草刈り機で。

2010年09月25日 06時39分20秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 雨のあと、しっとり湿った畑は草を抜きやすいのですが、秋の草はよく育っており、手で抜くとごっそり土がえぐれます。10月に入るとあまり伸びなくなるのでここは草刈り機で刈るのが一番いい。そこできのうは、畝間や遊歩道の草を刈ってまわりました。
 例の最強の雑草といわれるハマスゲも11月になると増えなくなります。勢力を張るのもあとわずかです。そこで一体どれくらいしぶといのか、どれくらいすぐ伸びてくるのか調べるために地面を削るように遊歩道のハマスゲを刈ってみました。
 写真の手前はハマスゲがびっしり生えていた遊歩道です。上の方は比較のために刈り残しています。12時頃にきれいに刈り、カメラを忘れていたので夕方四時過ぎに撮りました。ところがもうすでに刈った草が一ミリほど伸びています。あしたになれば一センチは伸びているでしょう。
 しかしハマスゲに畑を占領させるわけにはいきません。刈りながら考えました。
 そういえば近頃ギシギシをあまり見かけないがどうしているのだろう。ギシギシという雑草は、他の草と生長のリズムがちがい、すぐに伸びてきます。春の雑草の中では他を圧倒する速度で高くなります。また人参のような根が地中深く伸びて、すっかり抜いてしまうのは不可能です。耕運したり刈ったりした根のカケラが地中に残れば、そこからまた立派なギシギシが育ってきます。ほどなくこの畑はギシギシに占領される、と思うほどです。
 でも今年はギシギシがはびこって困るとは思いませんでした。しつこくはびこるスギナも、雑草が生い茂らない程度に刈っておれば大丈夫です。ハマスゲも防波堤のうねで侵入を防ぎ、畑をよく耕してつくっておれば、覆い尽されることはないでしょう。そう思うことにします。そうでないと草刈りをする元気が出ません。
 コイモのうねの両側、大豆や黒豆の畝間も草刈り機で雑草を削りました。畝間は広くとっているのですが(草刈り機を動かせるほどの幅です。400坪の広さのお陰です。)、ちょっと手元が狂うとサヤがびっしりの大豆やコイモを刈ってしまいます。気をつかいました。これで収穫まで草抜きをしなくてもいいでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする