古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

絵本専門店『空とぶくじら』と出会いました。

2010年09月23日 23時55分29秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは久しぶりの雨で外の仕事はお休みです。そこで滝野温泉『ぽかぽ』に入って骨休めをすることにしました。あそこは休日でもあまり混まないし、お湯は源泉100パーセントでちょっと塩辛く、疲れがよくとれるような気がします。それに番台に口頭で言うだけで『再入浴』できます。きのうは10時過ぎから入浴、昼食をとって広間で昼寝をして、2時頃から再入浴しました。
 昼食時に少しビールを飲んだので帰りは道子さんの運転。社から中国縦貫道に入って東条インターで下りました。南山西の信号で安国寺方面へ左折すると、右手に広大な造成地が広がります。一面に草が生い茂り、建っている家は一番奥の隅に一軒だけ。あそこに住む人は、山中の一軒家に住むより気味がわるいのではないかと心配します。
 一体あの家にはどんな人が住んでいるのか。興味津々。「ちょっと寄り道してみようか」「どうせきょうは畑には行かないからいいわよ」と車を造成地に乗り入れました。真新しい舗装道路が縦横に走り、公園もできています。でもどの区画も夏草が高くのびているだけ。人はだれもいません。
 家に近づくとメルヘンチックな建物で、仙人みたいな世捨て人が住んでいるのでもなさそうです。もっと寄ってみると『絵本専門店・空とぶくじら』とささやかな看板が出ています。
 ええっ! こんなところに本屋さん? 
 看板を見てもまだためらいはありましたが、『open』とあるので扉をあけてみました。
 木の床ですが靴のままで入れます。真新しいきれいな店です。店番はおじさんで、中には絵本が並んでいます。娘たちが幼い頃よく読み聞かせをした絵本ばかりです。『小さいおうち』『はなのすきな牛』があるかと思えば『きかんしゃやえもん』が。『ぐりとぐら』シリーズがあり、ピーターラビットの絵本があり、『しろいうさぎとくろいうさぎ』があり……、見覚え、読み覚えのある本がずらっと。別の棚には『ゲド戦記』シリーズがあり、安房直子さんの作品集も並んでいます。
 娘たちが来たら声を弾ませて思い出を語るでしょう。読み聞かせをしてもらっている孫たちの目も輝くでしょう。とっても素敵な絵本館と出会いました。車も人もいない道はいくら遊んでも走っても大丈夫。近くの公園は広くていくらか遊具もあって、ピクニックができます。
 絵本を買おうかと思いましたが、それはまた孫たちと来てのお楽しみに。2011年の『ターシャ・テューダーのカレンダー』<庭の写真>を買いました。
 参考までに。 『空とぶくじら』(播磨の小さな絵本館) ℡&Fax: 0795-47-2120 水曜日定休
           
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする