明けましておめでとうございます。
いま99歳の母と私たち夫婦が『古希からの田舎暮らし』をはじめたのは2006年12月。7年前のことでした。実際には69歳から暮らしはじめたので、私はもうすぐ76歳になります。
そして『古希からの田舎暮らし』ブログ発信は、3月で5年目になります。今年も『田舎暮らし』をめぐるさまざまな体験や思いを伝えようと思います。
田舎暮らし志向は、一つの社会現象になっています。そんな名前の雑誌が出たり、テレビ番組があったり、空き家や古民家の物件紹介があったりします。目に見える田舎への移住者はそんなに多くなくても、<希望>・<憧れ>は多くの人の心に潜(ひそ)んでいます。
但東町の《シルク温泉》に泊りがけで出掛けた2009年1月の写真です。雪の消えた道路を走っていて、中腹のお寺の堂々とした構えが気に入り、車を止めて撮りました。道端の家のおばあさんにきいたら「この寺は無住で、月に一度、宮津のほうからお坊さんが来られる」という話でした。
何宗のお寺か知らないけど、資格をとってこんな寺の住職になったらいいだろうな。そんな空想が心をかすめました。田舎を走ると、そんな景色にひょいと出会います。実際は空き家でなかったり、空いていても手放さなかったりですが、田舎にはそんな気持ちを掻き立てる<なにか>があります。
しかし高齢化のすすんだ限界集落に近い辺鄙な田舎だと、移住をためらう気持ちもあります。「田舎はいいなあ」と言いながら勝手なものですが、実際に暮らすとなると考え込んでしまいます。
去年12月はじめに丹後半島の「経が岬」まで車で走ったときも、そんなことを感じました。あの半島をぐるっとまわると田舎ばっかりなのですが「こんなところに暮らしたいなあ」とは思いませんでした。街に住む人は「田舎はいいなあ」と言いますが、日本はちょっと街を出たら、田舎ばっかりです。「自然がいっぱいあっていいなあ」と言いますが、自然しかないのです。
何が言いたいのか。と思われるでしょう。ぼくもわかりません。でも田舎はいいですよ。と伝えたい気持ちで、今年もブログを発信していくつもりです。よろしくお願いします。
いま99歳の母と私たち夫婦が『古希からの田舎暮らし』をはじめたのは2006年12月。7年前のことでした。実際には69歳から暮らしはじめたので、私はもうすぐ76歳になります。
そして『古希からの田舎暮らし』ブログ発信は、3月で5年目になります。今年も『田舎暮らし』をめぐるさまざまな体験や思いを伝えようと思います。
田舎暮らし志向は、一つの社会現象になっています。そんな名前の雑誌が出たり、テレビ番組があったり、空き家や古民家の物件紹介があったりします。目に見える田舎への移住者はそんなに多くなくても、<希望>・<憧れ>は多くの人の心に潜(ひそ)んでいます。
但東町の《シルク温泉》に泊りがけで出掛けた2009年1月の写真です。雪の消えた道路を走っていて、中腹のお寺の堂々とした構えが気に入り、車を止めて撮りました。道端の家のおばあさんにきいたら「この寺は無住で、月に一度、宮津のほうからお坊さんが来られる」という話でした。
何宗のお寺か知らないけど、資格をとってこんな寺の住職になったらいいだろうな。そんな空想が心をかすめました。田舎を走ると、そんな景色にひょいと出会います。実際は空き家でなかったり、空いていても手放さなかったりですが、田舎にはそんな気持ちを掻き立てる<なにか>があります。
しかし高齢化のすすんだ限界集落に近い辺鄙な田舎だと、移住をためらう気持ちもあります。「田舎はいいなあ」と言いながら勝手なものですが、実際に暮らすとなると考え込んでしまいます。
去年12月はじめに丹後半島の「経が岬」まで車で走ったときも、そんなことを感じました。あの半島をぐるっとまわると田舎ばっかりなのですが「こんなところに暮らしたいなあ」とは思いませんでした。街に住む人は「田舎はいいなあ」と言いますが、日本はちょっと街を出たら、田舎ばっかりです。「自然がいっぱいあっていいなあ」と言いますが、自然しかないのです。
何が言いたいのか。と思われるでしょう。ぼくもわかりません。でも田舎はいいですよ。と伝えたい気持ちで、今年もブログを発信していくつもりです。よろしくお願いします。