古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

味噌を仕込みながら考えたこと。

2013年01月25日 05時14分56秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのう味噌を仕込みました。大豆を水にかしたり桶を洗ったり、10時間以上かけて大豆を煮て、その間に麹をもらいに行き、三日がかりの仕事です。道子さんはもう15年以上味噌を仕込んでなれているのですが、これからは1年1年、だんだんと大仕事になるでしょう。今年の作業でそれを実感しました。
 写真は2010年、ウッドデッキで大豆を煮ているところです。ぼくがコンパネで風防の囲いをつくり、携帯コンロと練炭コンロで大鍋の大豆を煮ている図です。こんなセッティングをしたのはこの年2010年までです。今年は携帯コンロを買い足して室内で大豆を煮ました。甲斐甲斐しく囲いを作ったりするのが面倒になり、エネルギー不足を感じるようになりました。
 2010年の冬に買った「電動ミンサー」は立派に働いてくれます。今年も大鍋5杯の大豆を苦もなく摺り潰してくれました。手回しのミンサーでは不可能だったでしょう。「年に一度使用するだけの機械を72歳になってから買って、一体いつまで使うつもりだろう」とあのときは思いましたが、これで4回使いました。
 でもセッティングをするとき、「えーと、どうだったかなー」と去年のブログを引き出し、載せた写真を見てミンサーや桶を配置しました。
 仕込んでから用具などを洗い、片づけて、『ゆぴか』温泉に骨休めに行きました。
 <老い>をしみじみ感じた一日でした。
コメント
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