古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

平穏な1年でありますように。

2013年01月02日 05時43分14秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうの朝は初日の出を見て、お雑煮を食べました。
 いつもと変らないお正月が来て、おだやかにまた1年がはじまりました。
                   
 孫たちが凧揚げをしている写真です。イノシシが畦を荒らしていますが、360度見渡しても電柱が1本も見えません。関電推奨の凧揚げ場にしたらいいような田んぼの広がる空間です。
 去年おじいちゃんのつくった糸巻きで糸を繰り出し、凧はすぐに100メートルの「水糸」いっぱいに揚がりました。しばらく凧揚げをたのしみ、昼食後は「伽耶院に初詣でに行く」と孫たちは帰っていきました。あそこにお参りすると行者姿の人が杖で肩に「褐!」を入れてくれるのですが、おじいさん・おばあさんは、老骨に鞭打つようなことはしたくない。行きませんでした。
 99歳の母・妙子さんのところにも親類縁者や文学仲間から年賀状が20枚ほど届きました。何度も何度も賀状をめくって、何か思っているようです。
「かつて出世してバリバリ働き、何百枚と年賀状をもらっていた人が高齢になり、だんだん賀状が来なくなった。とうとうある年、賀状が一枚だけ来た。息子からの賀状だった」という話をどこかで聞いたことがあります。
 賀状をめくりながらいろいろ思う。みんなそれぞれに生きている。いいですね。
コメント (2)
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