古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

辻井伸行さんのピアノを聴きました。

2013年04月18日 02時54分33秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 このブログをよく覗いていただき、ありがとうございます。
 毎日忙しくバタバタしているのですが、ブログを書く時間も寝てしまい、ご無沙汰しています。今月は三日に一回しか書いてません。たまった出来事をボチボチお伝えします。
○ まず「シロハラ」の受難について
 裏山にサクランボ(暖地)を3年前に植えたのですが、今年は花が咲き、サクランボになりつつあります。それを「ヒヨドリには食べさせないぞ!」と先日防鳥ネットを張りました。ところが16日の朝、裏山を見まわっていたら、なにかネットにかかってもがいています。ヒヨドリなら、放してしまったらサクランボをまたねらうだろう。道子さんに見てもらったら、「シロハラ」が引っ掛かっています。
 シロハラは今年になって裏山に毎日飛来するようになりました。飛ぶというより裏山を歩いて散歩している野鳥です。いままでよく知らなかった野鳥が毎日飛来するのはうれしいものです。「今日も会ったね」とあいさつするような気持ちで見ていました。
 そのシロハラがもがいているのです。そこで道子さんに救出をお願いしました。ハサミを持ってきて絡んだ防鳥ネットをジョキジョキ切っていきます。シロハラのためならネットなんかボロボロになってもかまいません。で、なんとか羽と絡んだネットは取り除いたのですが、飛び立てないのです。どこか動物病院にでも診てもらおうか、と思ったのですが、元気で歩きまわったり指に噛み付くことはできます。野鳥の自然治癒力で元気を回復して、自分で飛べるようになるか様子をみることにしました。
                 
 水と野鳥の餌を用意し、道子さんは土を掘ってミミズを目の前に置きました。シロハラはペロッと食べてしまいました。飛べるようになるまで円筒形のゴミ入れに入れておこう。
 しばらくするとシロハラは外に出たらしく、どこかに行ってしまいました。
○ 辻井伸行さんのピアノを聴きました。
 16日は西宮の芸文センターで辻井伸行さんのピアノを聴きました。BBCフィルハーモニック・佐渡裕指揮で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番とベルリオーズの幻想交響曲という豪華プログラムです。CD・電波・テレビという機械を通った波動でなく、辻井青年の指がおこす空気の波動に直にふれました。2009年5月4日のブログに書いていますが、5年前には小野市のエクラホールで、ヨーロッパで活動している梯剛之さんの「オール・ベートーヴェン・プログラム」ピアノ・リサイタルを聴きました。
 梯さんの清澄な音。辻井さんの若い力あふれる音。生きてる間にそんな空気の波動にふれてしあわせです。
 それにしても、16日は芸文センターでラフマニノフ。17日はフェスティバルホールでチャイコフスキーのピアノ・コンチェルト。まだ続くBBCとの全国縦断ツアー。辻井青年のエネルギーの奔流。
 人間の「若い!」って凄いなあ。自分にもそんなときがあったんだなあ。
コメント (2)
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