おそらく10年若かったらなんでもないことでしょう。でも81歳になってみると/あいさつ/役所の手続き/遺品整理/は結構な気持ちの負担になります。
今日は朝から/役所/老健施設/司法書士事務所/とまわり、いろんなことをしました。なんでもないことでも、頭がまわりません。説明を受けても、スーッと自分の頭の上を通り過ぎてしまう感じです。何を言われたのか。何をすればいいのか。何も残りません。
自分でも頼りない感じで、お願いできるところはお願いしてきました。
あとは昼寝をして、風呂に入って、本を読んでいます。
いま読んでいる本は『筆に限りなし …… 城山三郎伝』(加藤仁 著 2009年刊 講談社)です。著者はノンフィクション作家で、この伝記はかなり優秀です。城山三郎をしっかり見ています。
「城山三郎は経済小説を書く作家/ぼくは経済に関心がないし、社長や実業家の出てくる小説は読む気がしない」と決めつけていました。彼の小説は一冊も読んでいませんでした。
ところが城山三郎は昭和2年生れ/熱烈な愛国少年で18歳で海軍の予科練に志願・入隊する/殴られ、いじめられ、海軍に幻滅する/敗戦後「ぼくは廃墟となって生きた」と書いた。(「そうか。きみはもういないのか」)/そのことを知って、城山自身の精神の流れ/反骨/に興味をもつようになり、作品を読んでいます。
今日は朝から/役所/老健施設/司法書士事務所/とまわり、いろんなことをしました。なんでもないことでも、頭がまわりません。説明を受けても、スーッと自分の頭の上を通り過ぎてしまう感じです。何を言われたのか。何をすればいいのか。何も残りません。
自分でも頼りない感じで、お願いできるところはお願いしてきました。
あとは昼寝をして、風呂に入って、本を読んでいます。
いま読んでいる本は『筆に限りなし …… 城山三郎伝』(加藤仁 著 2009年刊 講談社)です。著者はノンフィクション作家で、この伝記はかなり優秀です。城山三郎をしっかり見ています。
「城山三郎は経済小説を書く作家/ぼくは経済に関心がないし、社長や実業家の出てくる小説は読む気がしない」と決めつけていました。彼の小説は一冊も読んでいませんでした。
ところが城山三郎は昭和2年生れ/熱烈な愛国少年で18歳で海軍の予科練に志願・入隊する/殴られ、いじめられ、海軍に幻滅する/敗戦後「ぼくは廃墟となって生きた」と書いた。(「そうか。きみはもういないのか」)/そのことを知って、城山自身の精神の流れ/反骨/に興味をもつようになり、作品を読んでいます。