104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

甲州徒然道中記 其の壱~酒と泪と男と女~

2011年11月07日 21時11分58秒 | Weblog
 4日の夜より夜行バスに乗り込み、一路山梨へ。ワインツーリズム山梨2011へ行ってきました。勝沼のワイナリーを中心に、飲んで飲んで飲み倒した2日間でした(試飲なんでちょっとずつですが)。では早速。


11月4日(金)

○21:00
 出発。一路京都へ。

○22:00
 京都駅で相棒と合流しバスの受付を待つ。

○23:45
 バスが出発。夜行なんて十数年ぶりでした。4列でしたが、リクライニングも良好で、キャノピーもありましたがさすがに眠れない・・・。



11月5日(土)

○5:30
 甲府駅北口へ到着。息が白い。周りも暗い。店も開いてない・・・。ひたすら待ちます。こういう時2人っていいもんです。

○5:45
 夜が明け始めたので信玄公の像を撮影。そこかしこにヴァンフォーレ甲府が目立ってました。


地域と一体化しているある意味Jの模範と言えるクラブです。

○6:20
 ジョナサンで朝食&時間つぶし。早くからやってるファミレスってありがたいです。

○8:00
 目的地であります勝沼ぶどう郷駅へ。直通もあったんですけど、わざと塩山行きの各駅停車に乗ります。こういうローカルの普通列車って大好きですね。

○9:00
 勝沼ぶどう郷駅へ降り立つ。ツーリズム参加客がちらほら。会話に耳を傾けると関東から来られてる方が圧倒的。まぁ近いですしね。対抗意識なのか、意味もなくベタベタの関西弁を使おうとするも無情にツッコまれる(笑)。

○9:30
 本部会場へ到着。色んな出店を見回りつつ早速ワインを一杯。つまみは焼き鳥とコロッケ。この辺からmixiでつぶやき荒らしが始まる。


大変美味しゅうございました。

○10:00
 ワインの里のツアーに参加。勝沼のワイン造りの歴史を現地に足を運びつつ学ぶと言う私の大好物企画。たくさん歩きましたけど楽しかった。日本のワインはフランスのトロワにそのルーツがあるそうな。そして現在も独自の進化を遂げています。


日本で初めてのワイン製造会社が作ったワインセラー。半地下みたいな感じでした。


写真では分かりづらいですが、天井には大正時代の新聞が貼られておりました。この時代から四コマがあったとは。

○10:50
 ツアーの途中で蒼龍ワイナリーで試飲×5。甘口のワインが多くて非常に楽しい。特にブルーベリーが最高でした。飲めない方用のブドウ果汁も良い味を出してましたね。


蒼龍ワイナリーさん全景。キレイな佇まいです。

○11:30
 宮光園さんの博物館を見学した後、シャトーメルシャンで試飲×3。こちらは打って変わってちょいとお高い目のワインが並びます。味の方も大人向け。


大黒さんは米俵ではなくワイン樽に乗ってます(笑)。


こちらは近代的な佇まい。敷地内には棚植えと垣植えのワインの木が。日本では棚植えが一般的ですが、欧米では垣植えが一般的。雨の量が関係しているそうな。


辛口×3の飲み比べ。

○12:30
 相棒に連れられてぶどう園&直売所がある大雅園さんへ。店員のお姉さんが非常にフレンドリーでした。ここでは試飲×4。ピオーネとか巨峰のワインがこの上なく口に合い、ついつい4本も購入。現在冷やしております。

○13:00
 等々力会場で鶏のももカリカリ揚げを手にしつつ試飲×3。その後、すぐ傍のグレイスワイナリーで試飲×2。こちらは辛口のワインが中心。ちょいと足を伸ばし、ロリアンワイナリーへ。こちらは甘口が多く試飲×7。ただし、この辺りからもう数があやふやになっていました。

○14:00
 ワイン醸造の見学のために麻谷ワイナリーへ。開始までの間に試飲×9or10。こちらは甘口辛口両方揃っていて誰でも楽しめると思います。古酒があったのはテンション上がったな~。約30年ほど寝かされてたらしいですが、何と言うか濃厚でした。そうしている内に工場見学へ。


タンクがデカイ。


その中身をこの棒でかき混ぜるそうな。


白ワイン発酵中。


樽に詰めて発酵中。空気と一緒にワインがあふれ出ています。


来るべき出番に備え、寝かされています。

○15:00
 工場見学を楽しんだ後、麻谷ワイナリーで試飲×5。おみやげで手ぬぐいまでもらい。ワインも仕入れ意気揚々と本部へ。山梨ワイナリーへ。

○16:20
 途中、2度目の蒼龍ワイナリーで試飲×4、本庄ワイナリーで試飲×1。そして山梨ワイナリーへ。明治期の建物をそのまま使っており、非常に味のある佇まいでした。ここではコルクやら赤と白、甘口辛口、スパークリングやブランデーの作り方を教えてもらいました。試飲は×7ぐらいだったでしょうか? こちらも甘口辛口が揃っており、堪能しました。マドモアゼル・ルージュは製造責任者たちへのお土産に。


神の雫のロケで使われたというワインセラー。樽の香りとひんやりした空気が良い雰囲気。ナンちゃんのワインもありました。

○17:45
 ぶどうの丘へ向かい、入浴&夕食。小高い丘の上に鎮座しており、勝沼中のワインが集まってくる場所とのこと。


私が注文した本日の魚料理こと鱈のポワレ。上品なお味で大変美味しゅうございました。


相棒が注文したハンバーグ。一口もらいましたが、芳醇な肉の味が口いっぱいに広がりました。

○20:00
 今回お世話になりました大善寺さんへ。国宝が収められている奈良時代からのルーツを持つお寺。民宿も併設されております。ぶどうの丘で仕入れたワンカップワイン&500mlのワインとチーズで晩酌をし、就寝。


 とまぁ、1日目はこんな感じでした。夜行で寝たのは3時間ほどでしたので、体調は万全ではありませんでした。しかし、いざ参戦してみると自分でも驚くぐらいに飲んだと思います。雨も最後しか降られませんでしたし。そんなこんなで2日目へ。