104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

珍しいお客さん

2016年12月12日 11時25分43秒 | Weblog
 先日、寒空の下びわこボートへ行った時のこと。5レースまで連敗してその後3連勝して波に乗っていました。そのぐらいの時間になると、例によって何時行ってもレースに興じているおっちゃんとかおじいちゃんとかと顔を合わせることになります。競艇場で知らないおっちゃん達と仲良くなるのはスキルの一つとなっていますが、そこに珍しい人が。


 年の頃は20代前半でしょうか。若い女性が一人で来ていました。最近は密かに「ボレジョ」と言う言葉もあるように、若い女性客が増えてきた印象。でも大半がグループや彼氏と共に来ています。ピンで打ちに来ている人は珍しい光景ですね。「びわこの先生」と個人的に読んでいるおじいちゃん(いつも昼から現れる)が話しかけていて、その矢先がこちらにも。


 お話をしてみると初めて来たそうな。出走表も持っておらず、オッズだけを見て買っているとのこと。モンキーターンを読んで来場したらしいですね。いや、このご時世で珍しい。ちょうど3連勝して上がり調子だったので、色々と基本からレクチャー。すると、他にも顔は知っているおっちゃんたちがワラワラと集まってきて何時の間にやら6~7人の即席グループ誕生。皆さん精通しているな~。勉強になります。


 その後のレースはさっぱり当たらずトータルで500円ほどの負けでした。惜しいところまではいってたんですけどね。私を始め、ベテランのおっちゃん達に色々と教えられていたその子はビギナーズラックか、2連複で2000円台のグッドな配当を当てていました。荒れたレースだったのによく取れたなと思います。


 最近は女性客やファミリー層を獲得するために色々と試行錯誤しているボートレース。汚くて暗かった施設を明るく清潔な感じに改装したり、女性専用席や女性客限定でプレゼントがあったり、グルメに力を入れるなど、新規ファン獲得に余念がありません。まぁ、見ていて楽しいですしね。ちょっと声が大きかったり歯が無いおっちゃんが多いですけど、基本的に悪い人や反社会的勢力のような人はいませんので楽しいと思いますね。



 しかしながら、仕事でもそうですけど、これまではベテランさん達に色々と教えてもらう立場だった私が人に教える側になるとは。やっぱり人生日々勉強かなと思いますね。何でもいいので新しい知識を吸収するのは楽しいモノです。