104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

欧州勢苦戦/南米勢は奮闘

2010年06月21日 19時28分15秒 | Soccer
ブラジル連勝、決勝Tへ=イタリアは2戦連続ドロー―W杯サッカー〔W杯本記〕(時事通信) - goo ニュース


 さて、ワールドカップも中盤戦へと差し掛かってきましたが昨日も3試合。ただ、もうちょいしたら同時刻に2試合開始するんで、日本時間で20:30の試合が無くなっちゃうんですよね。哀しいな・・・。


 まずはパラグアイ―スロバキア戦。序盤こそ双方拮抗していましたが、全てはパラグアイの得点からでした。エースのカバニャスを欠いて正直苦戦するかと思ったんですが、バリオス・バルデス、サンタクルスの3枚が強い強い。そこに元からの堅守が見事にマッチしています。遠くからでも打ってきますし、ペナルティエリア内での混戦時でも誰かがスルスルと上がってパスを受ける。昨夜の1点目もそんな感じでした。


 対するスロバキアはどっしりと構えてカウンターに出る。そんなチームなんですが、昨夜はパラグアイの素早い展開に翻弄されていたように見えました。欧州中堅国の特徴でもある堅守速攻ですが、同じ戦法を取られるとやはりスピードが勝負を分けるなと。結局2-0でパラグアイ勝利。まぁ、サポーターではパラグアイが優勝なんですけどね(上図参照)。


 続くイタリア―ニュージーランド戦。いや、これはニュージーランドを褒めるべきでしょう。結果は1―1のドローですが、ニュージーランドにとっては勝ちに等しいドロー。前半の早い段階でセットプレーからのゴールが大きかったなと。そしてイタリアより分がある点、「身長」を上手く利用していたなと思います。


 対するイタリアもPKで同点にし、その後もほぼ攻めの一辺倒でしたが追加点は奪えず。「あの失点の時にブッフォンが守っていれば・・・」と思わざるを得ません。フリーキック23本(11)、コーナーキック15本(0)、シュート23本(3)なのに結局PKの1点のみ(括弧内はニュージーランドの数)。ニュージーランドDFの高い壁に阻まれていたのがアリアリと分かりました。イタリアは負けはしないけど勝てない。まだ射程内ではありますが、ヘタしたら3分けで決勝T進出ということも考えられます。


 そして3試合目のブラジル―コートジボワール戦。ダイジェスト&テキストでの追いかけました。カカ、ロビーニョ、ルイス・ファビアーノ、ジウベルト・シウバらにドログバやエブエ、ヤヤトゥーレ、コロトゥーレたちがどういう戦い方をするかと思っていたら、ファビアーノ無双で3-1ですか。特に2点目は1人で3人かわしてゴールと言う、見せ場を作りました。後からハンドと判明しましたが、記録上では1点です。


 対するコートジボワールもドログバを中心に果敢に攻めてはいたんですが、1点を返すのがやっとでした。今夜のポルトガル―北朝鮮の試合結果にもよりますが、決勝T進出がちょっと危ぶまれています。ただ、ブラジルの3点目をアシストしたカカが、試合終了間際にプレーと関係ないところで退場になったのは残念。次のブラジル―ポルトガル戦、ブラジルはカカ抜きです。



 とまぁ、いつもと同じくつらつらと書きましたが、今大会はどうにも欧州強豪国の苦戦が目立ちます。グループリーグ敗退が濃厚なフランス、欧州の中堅国相手に勝ち星を落としたスペイン、ドイツ。2戦終了して未だ勝ち星のないイングランド、イタリア。逆に好調なのはブラジル、アルゼンチンを始めとする南米勢ですかね。この2ヶ国以外にもウルグアイ、パラグアイが各グループで1位ですし、チリも同率1位。今の状況でいけば、決勝はブラジル―アルゼンチンになる可能性が高いですね。せめてドイツは意地を見せて欲しいな~・・・。

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