疑心暗鬼な部分が表舞台に・・・護送船団方式の崩壊か・・

写真：街角ウォッチングから：公園の「藤」の実

株信用取引手数料に不当つり上げの疑い…証券監視委が検査
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070906it01.htm

って、記事が出ていました。取引所関連の【制度】信用取引の株券の貸借は、証券金融会社が一手に引き受けています。【一般】信用取引と違う事に留意。

信用取引って、簡単に言うと・・・
【売り信用取引の場合は、顧客が株券を借り入れて、それを売り、株価が下がった時点で買い入れ、株券を返し、売り買いの差が損益になる取引。】
【買い信用取引の場合は、取引所で買った株を担保にお金を借りて、買い付け代金に充当し、株価が上がった時に売って、資金を返済する取引で、売り買いの差が損益になる取引】

証券金融会社は、証券会社に対して、この信用取引の仲介業務を行う会社で、証券会社に株を貸したり、株を担保に資金を融資したりする会社です。証券金融は、基本的に自分で証券を保有していません。証券会社に貸すために、金融機関から株券を借り入れ、それを証券会社に貸す仲介業なんです。

当然、株券を借りるために、借株料を借り入れた金融機関に払います。今回の問題は、借株するために行う入札で、株券を調達しやすくするために、手数料の価格を高くしてと、証券会社に依頼し、入札価格操作をしたと見られたことにあるようです。

でもね。これって、取引所の取引量が増え、借り入れる株券の品薄になれば、コストを上げ、昔ながらに金融機関からの調達に頼らざるを得ない仕組みなんで、昔ながらに行われていたんですよね。借りる株券が無いからと信用取引が滞る事態だけは、避けたいという思いの必要悪だと思うのですよ・・・!

まぁ!コストは、全て、顧客に転化されるので、価格操作により、不利益を被ると言われれば・・・首をうなだれるしかないのですが・・・証券金融が儲けるためにやっているわけではないので、個人的な判断は、難しいところだと思います。自分的には、必要悪は、必要だと思うのですが・・・これで、流通が滞らなければ良いのですが。。

しかしながら、このダウの下がりようはどうにかなりませんかねぇ～!!!


天気：雨のち曇り
気温：最低温度：26.0℃ / 最高温度：28.2℃
ウォーキング：16827歩 / 消費カロリー：514.40Kcal
歩行距離：約10.94km