妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

現住所は実家の住所を名乗ります

2012-02-09 00:07:12 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 現在(要介護5)に至るまでの

変遷を綴ってみます

平成17年11月28日(月)

デイ休み

午後 ロックタウンに買い物に行きました 

店内で 幼児を見かけては 立ちどまって 長々と話しかけて  

食品選びは 何もしなかったです


レジを済ませてから 店のアンケートに応じて 何処から来たかと、

尋ねられると 「 〇〇川 」 と答えました 「〇〇川」とは妻の実家の住所です


私が 「△△町」 と訂正しても 「〇〇川」 と言い返しました

妻は だいぶ前から 住所名を 「 〇〇川 」 といってました


施設からの便り

汁つくりの手伝いを お願いすると 集中力が続かず

途中で止めてしまいました


カバンをいじり カバンの中に入っていた毛糸と 編み棒で

編み物を昼休みも 行っています


振り返って

この1か月くらいの間 いままで緩やかだった進行が 今になって、

長い坂道を 急いで駆け下りていくような 感じで進んでます


生まれ育った実家で 両親 兄弟 祖父母の 大家族での生活を

思い浮かべているのが 今の妻には 一番安心して落ち着けるのだと、

改めて気付きました


認知症の妻には 今からでも 尚一層 不安のない安心して過ごせる

家庭環境を整えようと 思いしらされました