アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています 全介助です
6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 現在までの変遷を綴ってみます
平成17年11月30日(水)
最近 今までと行動が変わってきました
カバンいじりの継続時間が短くなりました
カバンいじり 一旦区切りをつけ トイレに行き 戻って
また カバンいじりの繰り返しになりました
いままでは 長時間連続で いじってました
進行が どんどん早まっていくのが 目に見えて分かります
これから先のことを心配しても無駄ですが 心配しないでもいられません
施設からの便り
朝のお茶を入れていただいている時 出がらしのお茶の葉を見て
「 これでお茶を入れたら失礼かしら 」と細やかな心配をして
下さいました
出来なくなったことばかりに目を向けると辛くなるので
毎日 些細なことでも それを喜びに感じて過ごしていきたいです
振り返って
ふと 本人は今 自分をどう思っているのか想像してみました
自分は 頭の回転が悪くなったと思っているはずです
施設で「私バカになったのかしら」と言ったことがあります
やろうとしている事の やり方が解らなくて すごく頭を使っています
脳の疲労も相当だと思います
かかりつけの医師に尋ねると この病気は正直なところ
治す手立てのない 必ず進行していく病気だと 告げられてます
現実を受け入れるしかないのですが 諦めることも出来ません
覚悟することは出来ます