妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の認知症の不思議

2012-02-12 00:38:11 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で 老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 現在までの変遷を綴ってみます

平成17年12月1日(木)

今朝は 自分だけのご飯をよそって ご飯だけで食べ始めました 

ので、

味噌汁と納豆を出してやりました 


自分だけで 朝食を済ませました

今までに 一度もなかった出来事です


施設からの便り

入浴時 パンツに血と 便のあとが付いていました

汚れていることは ご本人も気にされ 脱ぐのをためらっていました

便の跡は 拭くのを忘れてしまって付いた様子です


振り返って

朝食 いつも ご飯と味噌汁をよそって用意してますが

本人が食べなければ そのままにしてます


妻の行動は 私が理由や原因を考える必要はないと決めています

常に 常識外の行動が いつでも起こり得ると思っています


行動障害と言う意味が解ります


今日2月11日(土) 

施設に食事介助にいきました

いつになく 始めから何となく笑顔を見せていたので

私も笑顔で返していたと思います


話しかけても 何も言葉が返ってこないですが

私は いつもよりは多く話しかけていました


テーブルの対面の入所者さん100歳のおばあちゃんです

介助なしで食事をしてました


私は妻に 「 そのおばあちゃん100歳だよ 」 と話しかけると

妻は そのおばあちゃんを見つめて 「 あら、そうなの 」 と声を発したのです


信じられない出来事です

声は小さくはなくハッキリと聞き取れました


今年になって一度も声を発したことがないのに どうしてこの様な事が

起きたのか

脳が破壊されてしまったと 思えないです

認知症の専門家の方どのように捉えてますか 知りたいです