ふくちゃんの部屋・goo

2005年5月にブログを開設、2009年8月3日で67歳、80歳でボウリングを投げ、時々お酒を飲めるを長期目標に

復興の道はまだまだ遠いが!!

2012年11月01日 | Weblog
10月30、31日と石巻方面にシニアの研修旅行に
行ってきました、朝8時横浜をバス2台78名で出発
東北道を途中の休憩をはさみながら石巻へ向けて走ります

震災で使えなくなった車の山(このようなところがあちこちに
点々とあります)

うず高く積まれたがれきの山もあちこちに残っています
一見宅地造成の現場のようにも見えますが、普通に家屋が
建っていたところです、地面には家の土台だけが残っています
道路などはかさ上げして作り直していますが、地盤沈下のため
海水で水浸しになっています

かさ上げした道路は通れますが
地盤は写真の通り水が出てどうしようもない

震災後の火災によって3回まで全焼した石巻市立門脇(かどのわき)小学校が
見えるところでバスを降り南館さんの説明を受けました

遠目にはわかりませんが3回目で震災後の
火災によって燃えたの脇小学校
学校左の山道を登って生徒は津波の被害からは
免れましたが「子供を迎えに来られない親がおり
その子供たちのことを思うと涙が出て言葉がとぎれて
しまう」と南館さんのお話でした。
南館小学校の日債の様子は「南館小学校」で
検索すると沢山ヒットするので省略します。

1時間ほどの「学びの案内」を受けた後石巻駅で南館夫妻と分かれ
バスは宿泊地の松島温泉「花こころの湯 新富亭」へ着きました
部屋に入る前に宿の方から震災時の様子やその後の対応などを
伺いました。

旅館での震災時の説明を聞く参加者

今回の旅行は復興現地視察が目的ですから他のことは
極力省きますが、ちょうど満月の夜で、旅館の部屋から
きれいな満月を写しました

このような大震災があっても月のきれいさは
変わりません
今回の研修旅行で感じたことは、復興と言うのはこれからが
本当に大変だということです。
今後も出来る範囲で足んだり、支援が出来ることには微力ながら
積極的に取り組んでいくことが必要だと言うことです。
石巻だけではありません、東日本大震災で被害に会った方への
出来るだけの協力を惜しまないようにしようと感じました。