紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

孫には弱い!

2025年03月03日 | 田舎暮らし&家族

朝から、ときおり風雨が窓ガラスを叩きつける荒れた天気が続いている。今日は、畑に出るどころではない。

家の中でやるべきことは、いくつかある。簡易小屋の再利用器材を優先した設計図面アレコレ、青春クラブの町提出資料の準備、町から送ってきた青春クラブの備品台帳作成、自治会回覧資料作成など。やる気がおこるかどうかはわからないが・・・

・・・・・・・

先日のこと。居間のコタツに入ってくつろいでいた時、高校入学を控えた孫が入ってきた。

孫:『お爺ちゃん、お金、頂戴!』

自分:「何に使うん?」

孫:「明日、友達と泉南(大阪)のイオンに映画見に行くんやけど、お金がないんよ」

パパ・ママには言えない事情があると察した。

 

自分:「いくら、いるん?」

孫:『五千円』

自分:「わかった」

隣で聞いていた家内が言った。「お金、用意しとくから後で取りに来て」

・・・・・・・

ニコニコしながら孫が帰って行った。

家内が言った。「泉南までやったら電車賃もかかる。映画代もいるしお昼代もいる。五千円やったら足らんかもわからん。1万円あげよう」

1万円に決まった。

・・・・・・・

家内は孫の言うことを100%信じていた。

自分は孫のちゃっかりぶりを知っている。いくつか気になることがあったが黙っていた。

  • 小遣いがないのに、友達と泉南(泉南)に遊びに行く約束をするはずがない
  • 遊びに行く前日になって、お金がないとあわてて言いに来るとは考えられない
  • なぜ、パパ・ママに頼まなかったのかが不自然だった
  • ニヤニヤしながらの話しぶりと表情は、「嘘ついて御免なさい」だった

自分が想像した孫の思惑:『小遣いはあるが、できるだけそれは使いたくない。ジジ・ババは甘いから頼んでみるか』 そんなところに違いない。

わざわざ頼みに来てくれたと言う嬉しさと孫の可愛さに、信じたフリをした。



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