大秋柿がアライグマ被害に遭ったので、周囲を防虫ネットで囲った。
奴らが「防虫ネットによじ登るのか・土を掘って下から潜るのか・あきらめて退散するのか」、その反応を観察するため監視カメラを設置しておいた。
何と! ネットの端を口で咥えて引っ張っている!
(映像日時 2022/09/29 21:45:34)
まさか、引っ張るなんて・・・そんなことをするとは・・・
ネット下部を鉄パイプで押さえておいたのが良かった・・・
・・・鉢合わせ?・・・
1匹がネット防御にあきらめてその場を去ろうとした時、別の1匹が現れ驚いた様子だった。しばらく睨み合っていたが、威嚇器が反応し始め、驚いて2匹とも走り去った。
(映像日時 2022/09/29 21:02:12)
他にも監視カメラ映像には何匹も映っていた。何匹もの徘徊コースになっているのは間違いない。
どうやら、我が家に甘い柿があるのが、奴らの世界に知れ渡ったのかも知れない・・・
アライグマは捕獲し町役場に持って行けば謝礼金が出るが、捕獲して持って行くのも厄介なので、昨年からご近所さんに借りっぱなしになっている捕獲器は倉庫に眠ったまま。
・・・聞いた話では・・・
9月初旬、ミカン農家から聞いた話。
平地にある公民館の近くのミカン園が、イノシシ(イノブタ)に荒らされた。芋類など掘られて全滅した畑もある。今、周辺のみかん園では、周囲を電柵で囲み始めたとのこと。
9月初旬、自治会区長から聞いた話。
5~6月頃、農作物被害が出ていると聞いたので、檻を仕掛けたら「アナグマ」を5~6匹捕獲した。駆除対象外なので、遠くへ持って行って放してきた。
数日前、イノシシ(イノブタ)が目撃され、ミカン被害も出ていると連絡があったので町役場に対処するよう連絡したら、「夏場は暑さで猟犬がへばっているので、10月以降でないと対応できない」と言われたとのこと。
平地で猟銃は使えないので、猟犬で追い払うしか対策がなさそう。どうも1匹や2匹どころではないらしい。
そう言えば・・・
昨季、我がスイカ畑に「アナグマ」らしき動物がネット下部を掘って入り込み、被害が出た。今季は、被害どころか設置してあった監視カメラにさえ映っていなかった。自治会が捕獲してくれたお陰だと思った。
なのに、9月になって、今度はアライグマが出没し始めた。
真偽のほどはわからないが、「イノシシが出ると、アライグマは消える」との話もある。我が家の「大秋柿」をねらうアライグマ。ここならイノシシの心配がないと思っているのかも・・・
・・・生態に異変?・・・
10数年前は、イノシシ(イノブタ)どころか、アライグマ被害もなかったのに・・・
10数年の間に異常繁殖したのか、新たなテリトリーを求めてアチコチに出没するようになってきた。彼らも生きるのに必死なのかもしれないが、せっかく育てた農産物が食い荒らされるのは見過ごせない。