昨日、2本目のクロガネモチを剪定した。4mぐらいの高さなので、高い場所も木に乗り移らず脚立で楽々に剪定できると思っていたが・・・
・・・・脚立の天板は危険!・・・
切る枝が思ったよりも高く3mの脚立の天板に乗って切っている時だった。重心が偏ったのか脚立がグラッと傾きかけた。あわてて枝を掴んでいた腕に体重をかけ天板に乗せた足のバランスをとった。咄嗟の行動で事なきを得た。
脚立が倒れていたら骨折どころではなかったかも知れないと思うと、急に怖くなってきた。『危険ですので、脚立の天板には乗らないで下さい』という注意書きがあったのを思い出した。迂闊だった。
それにしても自分でも信じられないくらい瞬時に体が反応してくれた。頭で考えて行動した訳ではない。神様が守ってくれたに違いない。
・・・脚立を補強・・・
一瞬ヒヤッとしたものの、木に乗り移っても届かない箇所だったので天板に乗って剪定するしかなかった。
脚立が倒れないように工夫した。脚立の中ほどを太い枝にくっつけて設置し紐で縛って固定した。
脚立に乗る前に左右に揺さぶり脚立が動かないかを念入りにチェックした上で、天板に乗り作業をした。怖い思いをしたばかりなので、天板の上では重心移動に最新の注意を払った。枝を掴んだ手にも力が入った。
何とか、「さっぱりぽん」できた。
<剪定前>
<剪定後>
・・・嬉しかったことも・・・
脚立に乗って作業している時だった。
息子の車が帰ってきて、車から降りた中3の孫が家に入らず自分の方にやってきて言った。
脚立の下から、『おじいちゃん 大丈夫?』と声をかけてくれた。「うん、大丈夫!」と答えた。
しばらくして息子もやってきた。
『置いといてくれたら、剪定するのに』と言ってくれた。「隣の大木も切ったし、この木だけ切ったら終わりや」と答えた。
2人とも心配して声をかけてくれた。あぶなっかしいと思ったに違いない。その気持ちが嬉しかった。
・・・落下した八朔・・・
ここ数日の強風で樹上熟成中の八朔がパラパラパラパラと落下した。見回って拾っている。昨日も数個落ちていた。
<ここ数日で落下し拾ってきた八朔10数個>
木成り八朔なのに、樹上に残っている果実が少なくなってきた。今月いっぱい持つかどうか・・・