お盆にはお坊さんや親戚の方が仏さんにお参りしてくれるし、自分も親戚や新盆の家に仏さん参りしたりで、出たり入ったり。
そこで、いつでもチョットつまんで食べられるようにと、家内と手分けして細巻きを作った。
寿司飯は大好き。でも刺身は苦手な自分。みんなが大好きな生マグロなどは使わない。使った具材は、沢庵・カニカマ・ツナ・卵・高野豆腐の5種類。稲荷寿司も作った。
長男家族の分。余った具材も添えた。
我が家の分。
・・・コロナ禍の新盆・・・
コロナ禍になってからの我が地区の葬儀は、家族・親族に隣保班だけというパターンが主流となってきた。
以前は、隣保班が合併前の町内へ知らすべくJA有線電話放送の手配をしたり、地区内には全戸にチラシを配って知らせたりしていた。それがなくなると、町内どころか地区内でさえ葬儀が行われたことさえ知らない。何日か経って人づてに伝わってくるだけ。
今年は、地区内にそんな新盆の家が2軒あった。葬儀にお悔みもできていないので、単なる新盆とは違った。
何十年も同じ地区に住んでいただけに、故人とはいろんな思い出が残っている。それだけに、ご家族の方に生前のことや亡くなった経緯などについて聞かせてもらったり、故人のことを偲んだりの話でついつい長居してしまった。
話を聞き故人を偲び、ようやくお別れができた気がした。