家内が、「誕生祝い、何、食べたい?」と聞いたので、「そうやなあ とろけるように柔らかい薄切りの牛肉、焼いて食べてみたいな」と返事した。
みるからに上等な黒毛和牛の霜降り肉を買ってきてくれた。
家内:「これっ 売り出しで100g500円ほどやった。その上は、100g700円以上もしたので、これにした」と。
自分:「これっ 黒毛和牛だし、色合いも霜降りの状態も最高やん。しかも2パックで約500gもある。店で食べたら7~8千円は下らんで」
いつもは切り落とし肉しか買わないのに!
100g500円なんて肉は買わないのに!
しかも2パックも買ってくれるなんて!
誕生祝なので、家内なりに奮発してくれたことがありありと伺えた。
「ホンマ おおきに! 気遣わして・・・」
・・・エッ おやつも プレゼント・・・
「コレッ 誕生祝やで」と、おやつにパンケーキも作ってくれた。
「おおきに」
・・・エッ 靴下も プレゼント・・・
家内が、「これも誕生祝や」と言って、靴下を出してきた。
曰く:「コレッ この間みたときの値段から半額に下がっていたんよ。今、履いている靴下、踵のところが薄くなってきていたので、棄てといたで」と。
いかに安く買おうか、値下げのタイミングをねらっていたみたいだった。
「苦労をかけます。おおきに!」
・・・・・・・
子どもや孫たちのプレゼントに続き、家内からは次から次へと誕生祝いをしてもらった。
みんな ありがとう!
家族の温もりが身に染みた誕生日だった。