甲子園に初出場した母校・耐久。初戦で中央学院に完敗した。
エース頼りのチームなのに、昨秋の県大会・近畿大会のような投球ではなかった。
直前の智辯和歌山との練習試合で10何点も取られたと聞いた時から、心配していたとおりだった。聞けば昨秋の大会後にフォームを崩したとか。昨秋の大会を一人で投げ切った影響があったのかも知れない。部員19人の公立高校、代わりの投手がいるはずもない。
でも彼のお蔭で、甲子園出場という長年の夢がかなったのだから、「お疲れさん。有難う!」以外の言葉は見つからない。
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耐久社を創設した濱口梧陵氏は、津波から人々を助けようと田んぼの稲わらに火をつけて高台に誘導し助けたことが「稲村の火」として現代にも語り継がれているし、私財を投じて海岸沿いに防波堤を作ったことでも知られているが、千葉の銚子で醤油醸造(ヤマサ醤油)している実業家でもあった。
今回、耐久高校の初戦の相手が千葉県の中央学院と知ったとき、咄嗟に不思議なご縁を感じていた。多くの関係者も同じだったに違いない。
噂では、今回、ヤマサ醤油さんからも寄付を頂いたとか・・・
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耐久高校の監督・選手の皆さん!
甲子園出場という歴史的快挙だけではなく、創設者の功績をも広く世に知らしめた。あなたがたは、優勝に匹敵するほどのことを成し遂げた。胸を張って帰ってきてほしい。
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全校生徒応援で甲子園から帰ってきた在学中の孫。
「雨に濡れたけど、楽しかった!」と。
良かったー