昨年の収穫物から保存してあった「カボチャ種」をポットに撒いて育てている。すでに8本の苗が育っているが、定植するにはまだ早いしと、植え付け場所の準備は先送りしていた。
畑の一角に、食べきれなくて腐敗した「みかん類」や「野菜」などを廃棄する場所がある。何気なしに目をやった時、青々とした葉が見えた。よく見るとカボチャ苗だった。しかも、ポットで育てている苗よりもはるかに大きくなっていた。数えると10数本が自生していた。
ポットに植えたカボチャ種は、ビニールで覆い保温し散水もして育てているのに・・・ 廃棄したカボチャの生命力と自然の凄さに、しばし、呆然とした。
頑張って自生したカボチャ苗、そのまま放置しておく訳にもいかず定植することにした。
明日は雨。しかも本降り。雨が上がっても、湿った土では管理機がしばらく使えなくなる。慌てて定植する場所を整地し、いつでも定植できるようにした。
<廃棄場所に自生したカボチャ苗!>
<苦土石灰や化成をパラパラと撒いて管理機で耕し、草防止に黒マルチをかぶせ、即席で作ったカボチャの栽培予定地>
<黒マルチの上に、蔓が巻きつきやすいようにネットを敷いた:定植時に植穴を掘ったり施肥したり草防止を補完したりすれば、カボチャ栽培がスタートできる>
今年のカボチャは、全部で20本ほど定植することになる。食べきれないことは分かっているが、育った苗を廃棄する気にもなれないし・・・ 誰か貰ってくれるやろ・・・