紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

田舎暮らし:2020/7/上旬(月次記録)

2020年07月05日 | 月/旬ブログ:2020/4~8月

「月単位の記録用ブログ」です。ただ、ブログの文字数制限上、ときには旬報で記録します。

・・・<家庭園芸>・・・

1.すいか

①アリャ、スイカが割られている ウソッ!

7/1の朝だった。外からネット内をみると、スイカが割れているのが見えた。防虫ネットまで被せたのに・・・ウソッ! ショック! 幸い、被害に遭ったのは小玉スイカ1個だけだった。

ネットの内外を点検した。ネット外側に土が掘られているのを発見した。ネットの下を潜るための穴だった。よくみると、たまたまネットを抑える金具の打ち込み間隔が広い箇所だった。

それをみて、フーン・・・大したもんや・・・と感心した。こういう潜りやすい箇所を、よく探し出したもんやと。

②7/1:アニマル捕獲器 

遠くから見ると、捕獲機のフタが閉まってるのが見えた。「ヨッシャー」と思って近づいてみたら、「猫」だった。アーア・・・

「肉系・魚系を餌にしたら猫が入るので、ポップコーンとかパンにした方がいい」と、近所の農家からアドバイスがあったので食パンを切ってぶら下げておいたのに・・・

やむなく、「ポップコーン」を買ってきて少量を紙袋に入れ、捕獲機に吊るした。

7/2、捕獲オリを「害獣撃退装置センサー」から遠く離れた場所に移動

7/4、朝、フタが閉まっていた。なのに檻の中は空っぽだった。「なぜ?」 

監視カメラの撮影範囲外なのでわからないが、網の外から手を入れて「餌袋」を引っ張った拍子にフタが閉まったとしか考えられなかった

とりあえず、餌を補充しておいた・・・

 

③我が家のスイカを荒らすのは・・・

これまでの被害回数は3回。被害個数は全部で大玉2個・小玉4個。

荒らされた手口は・・・

スイカに穴を開けて食べるのではなく、豪快に割って食べられていた。

土を掘ってネットの下から潜られたと思われるのが2回、ネットの破れ目から侵入されたと思われるのが1回。

先月、監視カメラに写っていたのは「アライグマ」っぽかったけど・・・他の動物かも・・・

映像ではっきり映り込むまでは、犯人はわからない・・・

④7/1、従来からのスイカ畑をネットでスッポリ覆うことに加え、害獣撃退装置「通せんぼくん」を2台投入! 

 

頼もしい味方がやってきた!

アンタが頼りや! 

害獣が来たら、音と光と超音波で追っ払ってや!

頼みます! 

⑤7/4 大玉スイカ:初収穫

今季、初めて「大玉スイカ」を2個収穫した。

1つは、13.7kgとジャンボなスイカだった。

もう一つも、13.6kgとどっこいどっこいの大きさだった。

早速、仏壇に供えた。あの世で親爺もお袋も立派なスイカに「びっくりぽん」しているかも知れない。「召し上がれ!」

これだけ立派だと、熟度も甘さもどうだっていい。供えておくだけで値打ちがある。

⑥害獣対策:7/4

7/1に「通せんぼくん」を2台設置してから3日が経った。まだ効果を判断するには早すぎるが、今のところスイカに被害はない。

ネットの補強・修繕が良かったのか、「通せんぼくん」のお陰かは、まだまだ定かでないが、税込みで「7,080円×2=14,160」の投資が成功したと思いたい。

⑦監視カメラチェック。侵入者が「通せんぼくん」にビックリぽん!!!

7/5、スイカ入口前の監視カメラをチェックした。センサーが2回反応していた。

前夜、7/4の20時38分に監視カメラが始動していた。左から侵入者がやってきた。

(先日、監視カメラが電池切れした時、日付修正するのを忘れたので2日遅れで表示。実際は、7/2ではなく7/4。以下、同様)

匂いをかぎながら近づいてきた。

ここで、害獣撃退装置「通せんぼくん」のセンサーが反応した。最初の「光のフラッシュ」に驚き、反転して猛スピードで逃げ去った。続いての「音」や「超音波」が必要ないほどだった。

さらに前夜の22時28分にもセンサーが反応していた。猫だった。一瞬、光・音・超音波に驚いた様子だったが、興味深そうに機器の方を眺めた後、悠然と去っていった。

⑧今季のスイカ荒らし犯人は「タヌキ」だった!

ミカン農家の2人が我が家に集まってくれた。上記の監視カメラ映像をチェックしながら侵入した動物について相談した。

姿・形、「通せんぼくん」の光への反応、被害に遭ったスイカの荒らされ方、ネットの下の土を掘って侵入した形跡等から、犯人は「タヌキ」に間違いないと全員が一致した。

今季は「アライグマ」被害ではなかった・・・

 

・・・<我が家の食>・・・

1.ブルーベリージャム

生食では食べきれなくなってきたのでジャムにした。

2.初めての「バターライス」

深夜番組の「深夜食堂」を録画している。毎回、主役となる料理が変わる。

「バターライス」を食べるのをみた。北国出身者の「思いで飯」だった。

自分は食べたことがない。そもそも、幼少の頃は高価なバターなんて我が家にはおいていなかった。今でも使うのはバターまがいのものばかり。

先日のことだった。たまたま「バター」が冷蔵庫に入っていた。

美味しそうに食べていたのが浮かんできたので、「よし!」と孤食のお昼ご飯を「バターライス」にした。テレビでワンポイント解説のあったとおり、醤油も垂らした。

ご飯で包んで「バター」を溶かして出来上がり。

かきこんだ・・・ 初めて食べる「バターライス」だった。思いでなんてあるはずもなかった。美味しいとも思わなかった。

口直しに、「鰹節ご飯」を作って食べた。

ホッとする味だった。昔懐かしい味だった。あきない味だった。自分の「思いで飯」は、「鰹節ご飯」だった。

自分の口には合わなかったが、「バターライス」が「思いで飯」なんて粋だなあとは思った。

ドラマの脚本家が北国の人だと思った。きっと彼の「思い出飯」に違いないと思った。

3.いつもの朝食:スイカ三昧

今、5個目の小玉スイカを味わっている。1個2.5kg前後と小さいだけに、孫たちにも分けるとアッと言う間になくなってしまう。

7/4の朝食:自家製は小玉スイカ・ミニトマト・ブルーベリージャム

7/5の朝食:大玉スイカが初登場

やっぱりスイカは大玉スイカがいい。「ほとばしるジューシーさ・シャキシャキ食感のみずみずしさ」がスイカの醍醐味だと思っている。

とても小玉スイカでは味わえない。でも、小玉も大好きやでー!

 

.7/4:初収穫のジャンボな大玉スイカ(13.7kg)

今日、梅雨の合間に収穫し、仏壇にお供えしてあった大玉スイカ2個の内、1個を「仏様のお下がり」で頂くことにした。

熟度:good! 甘さ:good! シャキシャキ感:good! 申し分なし!

ジャンボすぎるので大味かもと覚悟していたが、大きさ・熟度・甘さ・シャリシャリ感の総合点は、ここ数年で一番かも・・・

ジャンボスイカなので切ったスイカの背丈が高く、我が家の冷蔵庫の段の高さでは収まらず、やむなく野菜室で保管した。久々に冷蔵庫泣かのスイカだった。

初物の大玉スイカ、1/4は長男家族へ、1/4は義母の家へ。我が家に来られた農家のオバチャン3人、農家のオッチャン2人にも味見をしてもらった。

「立派やなあ! 甘いなあ! シャキシャキやしタップリジューシーやなあ! 美味い! 上手に作るなあ」などの声。

それが聞きたくて味見してもらったんやもん! 褒めてもらいたいから食べてもらったんやもん!

軒下の縁台でスイカにかぶりつきながらの話題。

「アライグマ対策でスイカにコンテナかぶせておいたのに、コンテナを取り除いてみたら食べられていた。いつもの食べ方と違って奇麗になくなって皮だけになっていた。何に食べられたんやろ? どうしたら防げるんやろ?」

「それっ、タヌキやで! コンテナの下から潜られたんや。ウチのも監視カメラでタヌキやとわかった! 土を掘って下から潜るから、掘られんようにしとかなアカン」

今季、近隣のスイカ被害がアライグマではなくタヌキに変わったみたい。彼らの世界に何か異変があったのかも知れない。栽培者も対応策の見直しに戸惑っている。

 



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