紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

有難―い「新米」!

2020年09月24日 | 田舎暮らし&家族

地域の誰もが認める「みかん作り名人」が、まさかのことに「新米」を持ってきてくれた。近隣で「お米」を作っている農家は珍しい。

みかんが高値の頃だった昭和30年代、管内ではどの農家も水田に山土を入れ「みかん園」に転換した。以来、殆どの農家が「お米」を買うようになった。かつてはミカン農家だった我が家もそうだった。

その頃からコメ作りは機械化がすすんでいた。トラクターやコンバインなどの購入費用や買い替え費用を考えると、何ヘクタールもの大規模栽培でないと採算があわなくなっていた。平地の少ない和歌山県では、特にそうだった。

そんな中、今でも、水田の一部を残し、「お米」にこだわり、家族が食べるお米を作り続けている農家も稀にいる。コストにこだわらない農家がいる。

今日、「新米」を持ってきてくれた「みかん作り名人」の彼も、「食」にこだわりのある1人だった。

そんな貴重な「新米」だけに、一粒一粒を、よく噛みしめ・味わい・感謝しながら頂かなくっちゃと思っている。

おおきに!!!



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